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ビギナーボードリーダー:堀川 明

毎月第2、第4木曜日はボードリーダーからのレポートを掲載いたします。
 
   

 2003年2月27日

『ネットワークセキュリティに関する意識と知識を身に着けよう(2)』


 前回のお話の追加で恐縮です。

 ネットワーク管理ポリシーを性善説にするのか性悪説にするのか?
という問題ですが、これだけいろいろな問題が騒がれている以上、性悪説の立 場に従って管理したほうが無難です。
 自社ネットワーク内が不幸にもウィルス等に感染したとしても、外部への攻 撃に参加しないよう水際で食い止める手段をとりましょう。

 ネットワーク管理責任者の担当がおられるところは問題ありませんが、最近 のブロードバンドブームで ADSL や光ファイバ等を導入した小規模ネットワー クや個人ネットワークが一番危険な状態です。

 ブロードバンドルーター装置が、LAN(内)から WAN(外)に出て行く通信 パケットは無条件に許可している例が多いからです。
 そのパケットが、ウィルスやワームによって生成されたものかもしれません。
これではインターネット側の第 3 者に対して攻撃を仕掛けていると見なされ るかもしれません。あるいは、内部の機密情報を外部に送信しているのかもし れません。

 日頃、インターネットに対してどのようなサービスを利用しているでしょう か?サービスのことを、ポート番号で表します。
 また相手先のホスト名や IPアドレスはどのようになっていますか?
 (調査に役立つコマンドが、Windows には組み込まれています)

 このような通信の基本的な条件を把握した上で、その条件に該当しない部分 はすべて拒絶するようなセキュリティ設定をすることが大事です。

 ルーター装置の基本ポリシーを、『デフォルト許可』から、『デフォルト拒 否』に変えて、許可するための穴あけ作業をしましょう。

 通信パケットの送信元IPアドレスとポート番号、送信先IPアドレスとポート 番号の組み合わせを考えて下さい。
 また通信パケットの行きと帰りも考慮する必要があります。

 ただ幸いにも、最近の低価格なブロードバンドルーターでは、この穴あけ作 業が楽になるような機能が盛り込まれております。
 TCP通信の行きだけを考えるとルーター装置がその帰りのパケットを自動で 通してくれます。このようなルーターを購入基準にするとよいでしょう。

 ルーター装置のフィルタリングルールの作成を経験すると、SQL Serverのサ ーバーとクライアントで行われているネットワーク上の問題の解決にずいぶん と役立つ知識やコマンドの使い方を得ることができます。

Windowsには、数多くの TCP/IP通信に関するコマンドが用意されております。
 例えば、TCP/IPユーティリティと呼ばれるコマンドには、
arp , finger , ftp , hostname , ipconfig , lpg , lpr , nbtstat
netstat , nslookup , ping , rcp , rexec , route , rsh , tftp ,
tracert
などがあり、その他に、TCP/IP サービスに関するコマンドもあります。

 このようなコマンドの使い方を覚えていくのも、データベースサーバー管理 者のネットワークに関する仕事の解決に役立ちます。
 ぜひ Windows に組み込まれているネットワーク関係のコマンドをお役立て 下さい。




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