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ビギナーボードリーダー:堀川 明

毎月第2、第4木曜日はボードリーダーからのレポートを掲載いたします。
 
   

 2003年3月27日

『CREATE DATABASE文の解説( 8 )』


  データベースの物理設計では、ファイルグループが重要な役割を担っていま す。

 『CREATE DATABASE文の解説( 7 )』において、テーブルの中の列のデータ 型を、「一般データ型」と「TEXT型、NTEXT型、IMAGE型」に分けて、それぞれ の列の実際の値を記憶するファイルグループを定義することを学びました。

 また 1 つのファイルグループには、複数個の物理ファイルが所属します。
複数個の物理ファイルを入れる場合、それぞれの物理ファイルが均等に使用さ れます。

 1 個のファイルが一杯になったら次のファイルを使うという使用方法ではあ りません。ファイルグループに所属する物理ファイルすべてに対して、同時に 読み書き I/O命令が発行されます。

 このような仕組みから、ファイルグループに複数の物理ファイルを入れると きは、ハードウェア的に、それぞれのファイルに対して並列的に同時 I/O命令 が発行できる仕組みの装置(例えば SCSI )が効果的になります。


 ファイルグループには、列のデータだけではなく、インデックスの情報 も割り当てられます。

 社員テーブルの社員番号にインデックスを付ける命令は、

CREATE INDEX IDX_社員_社員番号 ON 社員 ( 社員番号 )

という命令で、インデックスを定義します。

 この場合、作成先のファイルグループ名が省略されたので、PRIMARYファイル グループの中に、このインデックス情報が記憶されます。

 一方、ファイルグループ G2 の中に、インデックス情報を記憶するときは

CREATE INDEX IDX_社員_社員番号 ON 社員 ( 社員番号 ) ON G2

のように、最後の ON句によって、記憶先ファイルグループを宣言します。

 テーブルの列に設定するインデックス 1 つ 1 つに対して、記憶先のファイ ルグループの宣言ができます。

 よく使用されるインデックスは、独立したファイルグループに記憶すると 検索のパフォーマンスが向上します。

 ぜひ、ファイルグループの活用を試してください。




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