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ビギナーボードリーダー:堀川 明

毎月第2、第4木曜日はボードリーダーからのレポートを掲載いたします。
 
   

2003年10月23日
『保険として RAID はぜひとも導入しましょう』

会社の課単位で導入している小規模サーバーやワークグループサーバーなど、最近の低コストサーバーでは販売価格を下げる目的で、従来は標準搭載されていた RAID 機能がオプション扱いになっていることがあります。

1 つのハードディスクの中をドライブ C とドライブ D で分けて、ドライブ C の中にトランザクションログファイルを入れて、ドライブ D にデータファイルを入れていると思います。

MSDE 2000 や SQL Server 2000 では、プライマリデータファイルが破損しても、トランザクションログファイルのバックアップが実行できるようになりました( MSDE や SQL Server 7 では、マイクロソフトサポート文書番号 218739 の指示のように対処しなければいけません)。

このためトランザクションログファイルとプライマリデータファイルは、別々のドライブに記憶しておいた方が、ファイルシステムの破損リスクから身を守ることが出来ます。さらに、物理的に異なるハードディスク装置にしておけば、物理的破損にも対応できます。

しかしながら、万が一、ハードディスクに故障が発生し、しかもそれがトランザクションログファイルを記憶しているディスクだったとしたら?

いくら小規模なデータベースサーバーだとしても、それを復旧させる労力や、データ損失のことを考えると、何らかの対策を取っておくべきだったと後悔することでしょう。

IDE 形式のハードディスクであれば、IDE-RAID ボードが販売されています。2万円弱で、IDE のハードディスク装置をミラーリングすることができます。小規模サーバーでもハードディスクを 2 台内蔵することはできるはずです。であれば、2 台入れて、そのディスクはミラーリングしておくことがよいと思います。

さらに、RAID ボードを購入するときは、Web インターフェースで RAID の状況を確認したり RAID の保守ができるような管理ソフトが付属するものを選びましょう。1 日 1 回は RAID の状態をチェックする習慣を付けて下さい。またRAID を構成するハードディスクが故障した場合、管理者宛てにメール通知機能があります。

RAID を構成するディスクに障害が発生しても(ミラーリングを構成する 2 本のうち 1 本)、残りのディスクで運用が継続されます。そして、残りのディスクに障害が出たら。。。このようなことにならないよう、RAID 装置付属の管理ソフトは、重大な任務を帯びています。ですから使いやすいものを選んで下さい。

複数人の業務で使用されるデータベースであれば、たとえその規模は小さいものであったとしても、しっかりとデータベースを保護する手段を取るよう心がけて下さい。そして忘れずに、バックアップを実行しましょう。

BACKUP DATABASE データベース名 TO DISK='バックアップファイル名'

この SQL 文がデータベースの完全バックアップを実行します。毎日定期的にバックアップを取りましょう。

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