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ビギナーボードリーダー:堀川 明

毎月第2、第4木曜日はボードリーダーからのレポートを掲載いたします。
 
   

2003年12月11日
『ハードディスクのクローニング(複製)をやっていますか?』

データベースサーバーの運用の基本は、データベースのバックアップです。

バックアップで作成したバックアップファイルの内容を、ハードディスクの中に保存するだけでは、安心できません。そのハードディスクが壊れて読み出しができなくなることもあります。

ハードディスク保存であれば、最低限 2 ケ所以上の物理的に異なるハードディスクに保存するのが基本です。できれば、MO 装置や DVD-RAM 装置、テープ装置などに退避させることも忘れずに。

CD-R や DVD-R など、書き込みに不安があるときは、時間がかかりますが、ベリファイ付きで書き込んだ内容が正しく読み出せるかチェックすることが大事です。また、メディアの取り扱いミスで、傷を付けることもあるでしょう。そのような事故に備えて、最低限 2 枚は作成した方がよいと思います。

さて、バックアップしたファイルについては一生懸命注意を払っていても、肝心の運用中のハードディスクについては、何も対策を取っていないという方はいませんか?

最近の傾向として、MSDE をパソコンにインストールしてスタンドアロンや小規模ネットワークで運用するケースを非常に多く見かけるようになりました。このような小規模運用こそ、一番危険が高くなります。

データベースシステム一式に、何百万、何千万も費用をかけて構築するシステムであれば、ハードウェア対策が十分行われておりますが、小規模運用であれば、とりあえず、その辺のマシンでやってみるか?と安易な運用が始まります。ハードウェア対策も行われずに。

RAID の導入も最低限行って欲しいのですが、それもやらずに運用しているマシンも見かけます。そのような運用であれば、ディスクのクローニング(複製)をぜひ行って下さい。

数社から、DISK のバックアップ用のソフトウェアが出ています。非常に高価なバックアップシステム管理ツールではなくて、数千円ぐらいのものです。このソフトを使って、ハードディスクを丸ごとバックアップします。

パソコンの 5 インチベイが 1 個空いていると思います。そこに数千円ぐらいで、リムーバブルケースを取り付けて、ハードディスクの増設配線をしましょう。これで準備完了です。

定期的に、そのリムーバブルケースのハードディスクに、内蔵ハードディスクの内容を全部、バックアップしましょう。だいたい 30 分から 1 時間ぐらいで、80 GB程度のハードディスクを複製することができます。

1 週間に 1 回ぐらいは、ディスクの複製操作を行ない、普段は、データベースのバックアップを実行する。このようなバックアップ戦略を、小規模サーバーでも実施して下さい。

(注)複製作業をするときは、コピー元とコピー先の DISK の指定は間違わないように!

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