2003年12月25日
『今年最後のお願い、DBシステムをクラッシュから守りましょう』
ここ数回のボードリーダーレポートでは、RAID の重要性や、ハードディスクの複製技術など、データベースシステムを万が一の障害から守るべき手段について、初心者向けに解説してきました。
それでも、
「RAID ボードをインストールして、ドライバを入れるのは面倒だ」
とか、
「ハードディスクを自分で複製するなんて、面倒だ」
と感じているビギナーの方も多いと思います。
そんなビギナーの方への、今年最後のお願いです。
どうしても、RAID ボードやハードディスクの複製をしないのであれば、次のことをやりましょう。
DB を運用しているマシンに、内蔵 5 インチベイが 2 スロット分空いていますか?空いていたら、内蔵 IDE の DISK
を増設する工事をして下さい。しかも、増設用ハードディスクは、その 5 インチベイ 2 スロットを使う、
『IDE ミラーリング RAID ユニット』
を入れます。
これは、マザーボードの IDE コネクタにケーブルを接続するだけで、マザーボードから見ると普通の IDE 増設 DISK
に見えます。
しかし RAID ユニットの方で、ハードディスクを 2 本持っており、RAID-1 のミラーリングを自動で行ってくれるものです。
この装置の大きな特徴は、マザーボードの PCI スロットに RAID カードを差して、RAID 用ドライバを入れて……のような面倒な作業は一切必要としません。しかも、ホットスワップ交換に対応しているので、マシンを動かしながら、クラッシュした側のハードディスクを交換することができます。
価格も、たった 35,000 円前後から発売されています。ハードディスク 2 本が別に必要ですが、ト−タル 6 万円ぐらいで、ホットスワップ交換対応
RAID-1ミラーリングユニットが実現できます。
これだったら、1 回の DB マシンのケースを開けるだけの工事ですから、面倒な作業が嫌いな方でも、やってみようかと思いませんか?
しかもドライバソフトのインストールも一切不要で、確実に動きます。
データベースの復旧モデルを「一括ログ記録」や「完全(フル)」にすれば、確かにデータベースが壊れる直前まで、復旧させることはできます。
しかしそれはハードディスククラッシュによって、トランザクションログが失われないことを前提にしています。
運悪く、トランザクションログが失われたら。。。。
このような悲劇を防ぐためにも、
「小規模なデータベースサーバーだから別に大丈夫でしょ?」
なんて思わずに、対策を取って下さい。
小規模なシステムだからこそ、ハードウェアに予算を掛けずに運用していることが多いので注意して欲しいわけです。
来年は、ハードディスクが故障しても笑っていられるように、ぜひ、よい年にしましょう。
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