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2004年5月27日
『Access ユーザは、どちらへの移行が良いのか?』
マイクロソフト社のホームページで、
Access ユーザのための Microsoft SQL Server への移行のススメ
http://www.microsoft.com/japan/business/offerings/lob/
と題した、Access ユーザにとっては参考になるドキュメントが公開されております。
このようなページが公開された背景には、私が思うには、オラクル社が Accessユーザを対象にした『Oracle HTML DB』という開発ツールを提供し、Oracle のデータベースに移行させるような動きと無縁では無いように思えます。
SQL Server なのか、Oracle なのか?
Access ユーザには、2 者択一を迫られているような印象を受けます。
しかしながら、よくよく考えてみればわかることなのですが、Access にはSQL Server のデータベースエンジンに多少の制限を付けた MSDE というデータベースエンジンが無償で付属しております。
また MSDE はインターネットからも無償で利用できる環境が用意されております。
Access の製品に MSDE が付属しているという事情を考慮せずに、いきなり SQL Server へ移行させようとするのは、なぜなのでしょうか?
本来は SQL Server よりも、MSDE への移行が先決のはずです。
この理由はやはり、データベース管理ツールの不備の問題になります。
SQL Server には Enterprise Manager と呼ばれるデータベースサーバー管理ツールが付属しています。しかしながら、これに対応するものが MSDE には付属していません。強いて言えば、Access プロジェクトの GUI 画面が、データベース管理ツールと言えますが、機能的に不十分です。
このような問題を解決するために、いくつかの会社で、MSDE ユーザに対するデータベース管理ツールが出てきておりますが、Enterprise Manager と比較するとまだまだ改善点があります。
オラクル社の動きや、PostgreSQL/MySQL といったフリー RDB の動きなど、対抗勢力が気になると思いますが、これらすべてを封じ込める方法は、やはり Enterprise Manager などのデータベース管理ツールの無償提供だと思います。
(SQL Server 自体も、封じられてしまう?)
MSDE の無償提供でも私は驚きましたが、いっそのこと Enterprise Manager もぜひ提供していただき、SQL Server 2005 が出る前に MSDE ユーザを増やして、バージョンアップ料金で帳尻を合わせる、というマーケティング戦略はどうでしょうか?
MSDE ユーザのために、データベース管理ツールの無償提供もお願いしたいところです。
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