2.Windows95/98/MeにMSDE 2000をインストールするときの、ネットワークプロトコル
Windows95/98/Me系のWindowsのOSにMSDE 2000をインストールして、他のコンピュータにデータベースサービスを提供する場合は、ネットワークプロトコルにTCP/IPが必要となります。
クライアントサーバーシステムなどを前提として動作するアプリケーションの中では、「名前付きパイプ」と「TCP/IPプロトコルで動くソケット通信」が、おもに利用されます。このためMSDE 2000では、クライアント側コンピュータが「名前付きパイプ」で接続要求を発行しても、「ソケット通信」で接続要求を発行しても、どちらの通信にも対応できるように作られています。
ところがWindows95/98/Me系のWindowsでは、「名前付きパイプ」のサーバー側機能が提供されておらず、クライアント側コンピュータが「名前付きパイプ」を使って接続要求を発行すると、クライアント側にネットワークエラーが通知されます。このためWindows95/98/Me系のOSでは「名前付きパイプ」ではなく、TCP/IPネットワークプロトコルをインストールしてその上で動作する「ソケット通信」によって、データベースサービスを提供します。またクライアント側は「ソケット通信」を使ってデータベース サーバーに接続を行う必要があります。
【表1.ネットワーク通信手段】
Windowsの種類
通信区分
名前付きパイプ
TCP/IPソケット
Windows95/98/Me
クライアント側通信機能
○
○
サーバー側通信機能
X
○
Windows NT/2000
クライアント側通信機能
○
○
サーバー側通信機能
○
○
Windows NT/2000系のOSでは、「名前付きパイプ」のサーバー機能が提供されるため、データベースサービスは「名前付きパイプ」でも「ソケット」でも両方に対応することができます。
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