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3.SQLクライアント設定ユーティリティ

SQL Serverに接続するときのクライアント側ネットワーク環境を設定する、ユーティリティがあります。MSDEでは「クライアントネットワークユーティリティ」と呼ばれていたものですが、MSDE 2000では「SQLクライアント設定ユーティリティ」と呼び名が変わりました。
このコマンドはWindows95/98/Me系では
C:\Windows\SYSTEM\cliconfg.exe
にあります。
Windows NT/2000系では
C:\WINNT\system32\cliconfg.exe
に存在します。
このコマンドを実行して、クライアント側がデータベース サーバーに接続するときにどの通信手段を使うかその定義を行うことができます。
たとえば、Windows95/98/Me系にインストールされたMSDE 2000に対してクライアントが接続するときは、クライアント側の通信手段が「名前付きパイプ」だとデータベース サーバーに接続することはできません。このユーティリティを使って、接続手段を「名前付きパイプ」から「TCP/IP」(ソケットの意味)に変更しなければいけません。

そこで、「SQLクライアント設定ユーティリティ」を起動しましょう。すると、図6のような画面が表示されます。ここではクライアント側が使用するネットワークの通信手段の優先順位が定義できます。TCP/IPがインストールされたネットワークであれば、TCP/IPを1番に優先にした方がよいでしょう。
図06:SQLクライアント設定ユーティリティの起動
図06:SQLクライアント設定ユーティリティの起動
このユーティリティは最新バージョンなので、読者が起動したユーティリティの
画面と多少異なるが実質的な機能は同じ。
「変更」画面の追加ボタンを押すと、接続先サーバーに応じた定義を行うことができます。
図7は、WindowsMEにインストールされたデータベース サーバーへ接続するときの通信手段を定義したものです。サーバー別名は、この名前でサーバーに接続を行います。何らかの理由で、接続先のデータベース サーバーの名前をそのコンピュータの名前と異なる名前にしたい場合などは、サーバーに別名を付けます。ここでは本来と同じ名前にしました。
サーバー名には、データベース サーバーをインストールしたコンピュータの名前やIPアドレスを入力します。ここで入力した名前やIPアドレスを、サーバー別名によって接続することができるようになります。
ポート番号は、SQL Serverの標準の番号です。セキュリティ上の問題で、サーバー側でポート番号を変更している場合は、その番号にしましょう。
図07:DBWinMEサーバーへの接続手段の定義
図07:DBWinMEサーバーへの接続手段の定義
図8では、Windows NTにインストールされたDBNTデータベース サーバーに対するクライアント側の接続手段を定義したものです。「名前付きパイプ」で接続を行うように定義しています。サーバー別名と本当のサーバーの名前は同じですが、このような入力でも問題は起こりません。
図08:DBNTサーバーへの接続手段の定義
図08:DBNTサーバーへの接続手段の定義
このように、特定のサーバーに対する接続手段を定義することができます。図9のようにこのクライアントが接続するサーバー別名リストを作成しておけば、Enterprise ManagerやクエリアナライザなどのSQL Server管理ツールの中で、接続可能なサーバー一覧に、ここで定義された名前が表示され使い勝手が向上されます。
たとえデータベース サーバーが1台しかなくても、サーバー別名を作ることをおすすめします。別名の定義でも、本名を入力することに差し支えはありません。
図09:接続先サーバー別名一覧
図09:接続先サーバー別名一覧









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