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4.データベースを構成するファイル

図10では、Sampleデータベースを作成しました。 このSampleデータベースは、MSDE2000やSQLServer2000がインストールされたディレクトリの中にデータベースを構成するファイル(Sample.mdfと Sample.ldf)があります(図11)
図11:Sample.mdfとSample.ldf
図11:Sample.mdfとSample.ldf
C:\Program Files
\Microsoft SQL Server
\MSSQL
\Data


ファイルの拡張子が、.mdfのファイルのことをプライマリデータファイルと呼びます。データベースの中に作成されたテーブルやビュー、 ストアドプロシージャなどのデータベースオブジェクトの定義情報、そしてテーブルに記録されたレコードのデータも記録されます。

ファイルの拡張子が、.ldfのファイルのことをトランザクションログファイル(通称ログファイル)と呼びます。トランザクションログファイルは、 データベースに対して実行された様々な更新系のデータベース命令を、時系列に順序だてて記憶するものです。 データベースが壊れたときの復旧操作に必要となる重要なファイルです。

ただMSDE2000やSQLServer2000 Desktop Editionで作成されたデータベースは、『ログの切り捨て』と呼ばれるデータベースの管理が 易しくなる運用が行われます。これはデータベースが壊れたときにトランザクションログファイルがまったく役立たないかわりに、日頃のデータベース 保守作業ではトランザクションログファイルの管理が不要となる特徴があります。
確かに初心者がデータベースを保守する場合は、便利な運用モードです。しかしその反面データベースが壊れたときに、確実な復旧ができないという 問題点があります。

『ログの切り捨て』で運用されたデータベースが壊れた場合は、最新のバックアップを実施した時点に復旧されます。1週間前のバックアップが 最新であれば、1週間前に戻れ!と言われるわけです。これでは重要なデータを記録するデータベースとしては、頻繁にバックアップを実施することになり、 現実的な運用モードとは言えません。

『運用の易しさ』を選ぶか『確実な復旧とその信頼性』を選ぶかは、構築するデータベースの性格から決めましょう。 前回のコラムを参考に、トランザクションログファイルを生かすかどうかを判断してください。

なおトランザクションログファイルを生かす場合は、そのログ管理が必要になります。放っておくとログファイルはどんどん成長し、気がついた時には DISKを圧迫するような事態が起こります。
このような場合は

ログのバックアップ
ログの切り捨て
ログの圧縮


などの操作が必要です。
このような操作方法を理解してから、トランザクションログファイルを生かすようにしましょう。逆にこれらの操作方法が理解できないうちに、 ログを生かすことはおすすめできません。









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