トップページへ PASSJ ブログへ
トップページへ
分科会
特集!
コミュニケーション
資格
セミナー・コンファレンス
インフォメーション
第 2 回 データベースの作成
1.最初にsaのパスワードを設定しましょう

前回、MSDEやSQLServerをインストールした直後のシステム管理者を表すsaログイン名にはパスワードが設定されていないことをお話し、 Enterprise Managerを使ってそのパスワードを設定する方法について解説をしました。
今回はAccessプロジェクトを使ったパスワードの設定方法について触れたいと思います。

なおMSDE2000やSQLServer2000をWindowsNT/2000系にインストールした場合は、『WindowsNT統合セキュリティモード』でデータベースサーバーが 動作しており、saログイン名の使用は禁止されます。
データベースサーバーを『混合モード』で動作させる場合や、データベースサーバーをWindows95/98/Me系にインストールした場合は、 saログイン名のパスワード設定を行ってください。

まずAccess2002を起動しましょう。図01の起動画面から『プロジェクト(既存のデータ)』を 選択します。既存のデータとは、データベースサーバー側にすでに存在しているデータベースに対して接続を行なうプロジェクトを作成することです。
図01:起動画面から『プロジェクト(既存のデータ)』を選択
図01:起動画面から『プロジェクト(既存のデータ)』を選択
『プロジェクト(新しいデータ)』とは、まったく新しいデータベースをデータベースサーバー側に作成し、そのデータベースに対して 接続を行なうプロジェクトを作成することです。

Accessプロジェクトからどのようなデータベースに対して接続を行なえばよいのでしょうか?
Accessプロジェクトの特徴として、データベースサーバー側に存在しているデータベースを必ず1個選択しなければいけません。
どのデータベースに接続を行ったらよいのかわからない場合は、便宜上、データベースサーバーの中に必ず存在する『masterデータベース』に対して 接続を行ないます。

このmasterデータベースは、MSDEやSQLServerのシステム全体の管理情報が記録された重要なデータベースです。このような重要なデータベースに対して クライアントが安易に接続を行なってもよいのかという疑問を感じる方もおられるでしょう。でもご安心下さい。masterデータベースへの接続行為は 誰にでも許されており、masterデータベースの中にテーブルなどのデータベースオブジェクトを新しく作成してmasterデータベースの構成要素を 変えることは一切致しません。ただシステム管理者特権で接続をしますので、そのオペレーションは慎重に行ないましょう。

『プロジェクト(既存のデータ)』を選択して下さい。

Accessプロジェクトを記憶するファイル名の入力があります。Accessプロジェクトのファイル名の拡張子は、.ADPです。

Accessプロジェクトの接続先データベースを定義する画面が表示されます(図02)
図02:Accessプロジェクトの接続先データベースを定義する画面
図02:Accessプロジェクトの接続先データベースを定義する画面
[接続先サーバーの名前]
MSDEやSQLServerを実行しているコンピュータの名前(データベースサーバーの名前)を入力します。Access2002をインストールしたコンピュータの中で MSDE2000も実行している場合は、サーバーの名前は『(local)』と書くこともできます。

[ログイン認証の入力]
このAccessプロジェクトがサーバーに接続するときのログイン認証情報を入力します。MSDE2000やSQLServer2000を、WindowsNT/2000系に 導入した場合のログイン認証は、WindowsNT統合セキュリティモードが初期状態となっています。このためWindowsネットワークにログインしたときに 使われたログインユーザ名に注意してください。
データベースサーバーが動作しているコンピュータのAdministratorsローカルグループに所属している人やAdministratorユーザの人が Windowsネットワークにログインしてデータベースサーバーに接続することが許されます。

なおAccess2002のAccessプロジェクトではsaログイン名のパスワードを変更する場合は、必ずsaログイン名で接続をしなければいけないことになりました。 このためWindowsNTの統合セキュリティモードで接続を行って、saログイン名のパスワードを修正するという作業は、Access2002のAccessプロジェクトでは できません。

Windows95/98/Me系にデータベースサーバーを導入している場合はWindowsNTの統合セキュリティモードは提供されません。 このため最初から組み込まれているデータベースサーバーのシステム管理者であるsaの名前でログインします。インストール直後のsaのパスワードは 設定されていないので、パスワードは空欄とします。図03のような接続情報を入力しましょう。
なお前回も注意しましたが、Windows95/98/Me系にデータベースサーバーをインストールした場合のネットワークプロトコルでは、TCP/IPが必ず必要です。 またクライアントが使用するネットワークライブラリは、TCP/IP(ソケット)となります。
図03:インストール直後のsaのパスワードは設定されていないのでパスワードは空欄とします
図03:インストール直後のsaのパスワードは設定されていないので
パスワードは空欄とします
[接続先データベースの名前の入力]
Accessプロジェクトが接続を行うデータベースサーバー側のデータベースの名前は、データベースサーバー全体の情報を管理している masterデータベースとします。
もちろん通常のAccessプロジェクトでは、接続先のデータベースの名前はアプリケーションが使用するデータベースの名前となります。

以上の情報を入力して『接続のテスト』ボタンを押して、正しく接続ができるかどうか確認しましょう(図04)
図04:『接続のテスト』ボタンを押して、正しく接続ができるかどうか確認しましょう
図04:『接続のテスト』ボタンを押して、正しく接続ができるかどうか確認しましょう
Access2002のAccessプロジェクトでは、[ツール]メニューの[セキュリティ]、[ログインパスワードの設定]によって、接続に使用した ログインパスワードの変更を行うことができます(図05)。saログインのパスワードを修正しましょう。 古いパスワードは設定無しなので空欄になります。
図05:[ツール]メニューの[セキュリティ]、[ログインパスワードの設定]によって接続に使用したログインパスワードの変更を行うことができます
図05:[ツール]メニューの[セキュリティ]、[ログインパスワードの設定]によって
接続に使用したログインパスワードの変更を行うことができます
Access2002のAccessプロジェクトでは[表示]メニューの[サーバーのプロパティ]によって、現在接続を行っているサーバーの名前や データベースの名前の確認ができます(図06)
『システム管理者のユーザ名を有効にする』とはsaログイン名の使用を認めることで、データベースサーバーの認証モードを 『混合モード』にします。このチェックを外すとsaログイン名の使用はできなくなり、『WindowsNTの統合セキュリティモード』に サーバーが設定されます。
図06:Accessプロジェクトでは[表示]メニューの[サーバーのプロパティ]によって現在接続を行っているサーバーの名前やデータベースの名前の確認ができます
図06:Accessプロジェクトでは[表示]メニューの[サーバーのプロパティ]によって
現在接続を行っているサーバーの名前やデータベースの名前の確認ができます









次へ >>
◆PAGE LINK   |    |    |    |    |    |    |    |   

PASSJメールニュース 著作権ついて プライバシーポリシー リンクポリシー お問い合わせ
(C) 2005 Professional Association for SQL Server Japan. All rights reserved.