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2. パラメータクエリは、ビュー表では実現できない

Accessのレコード選択クエリの中で、『パラメータクエリ』と呼ばれる便利なクエリがあります。
レコード抽出条件の値をそのクエリが実行されるときにダイアログボックスから入力したり、フォームのテキストボックスで入力された値をレコード検索条件の値として採用したりと、何かとお世話になるクエリの機能です。

パラメータクエリは、レコード検索条件の値が外部からダイナミックに与えられ、変数のように扱うことができるわけです。


図3:フォームの『開始日』コントロールに連結したパラメータクエリ

このようなAccessのパラメータクエリの機能は、残念ながらビュー表として作成することはできません。ビュー表のレコード検索条件は、そのビュー表を作成するときに固定的に決められた値となります。そのためビュー表を開くときに外部からレコード検索条件の値をダイナミックに変更することはできないのです。
フォームのコントロールの値に応じてレコードの検索条件を変えてレコードを表示する、便利なビュー表などは作成できません。

Accessのパラメータクエリと同じようにレコード検索条件の値を外部から与えたい場合は、MSDEやSQLServerでは『ストアドプロシージャ』の形式をとります。
ストアドプロシージャは、外部から検索条件の値を自由に変えることができます。しかしストアドプロシージャは、Transact-SQL言語の知識が前提となりますので、初心者の方はSQL言語の勉強が必要です。

MSDEやSQLServerを利用したAccessプロジェクトが思うように作れない理由の1つとして、Accessのパラメータクエリに代わるストアドプロシージャの作成がうまくできないことがあげられます。ぜひこの点を中心に学習して欲しいと思います。


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