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ビジネスインテリジェンス ボードリーダー:木戸 隆福

毎月第2、第4木曜日はボードリーダーからのレポートを掲載いたします。
 
   

2003年11月27日
『ディメンション設定 その 1 』

今年は身内に不幸事が続いてしまい、落ち着かない日々が続いています。ぜひ仕事だけでなく家族との時間も大切にしてみてください。

今回はディメンション、特にキー項目と表示内容について少し触れてみたいと思います。ディメンションエディタの設定項目としてはプロパティの基本タブ「Member Key Column」「Member Name Column」、詳細設定タブ「Order By」の範囲にあたります。

Member Key Column はレベル内のメンバーを識別するために使用される項目で、主キーになっているケースの多いマスターのコードであったり、データウェアハウスに移入する際付加させた代替キーが設定されることが多いようです。

Member Name Column はエンドユーザーが参照すると表示されるメンバー名になります。マスターの名称項目が設定されることが多いようです。

Order By はメンバーを順序付けする場合に基準となる項目ですが、上記の Member Key Column か Member Name Column のどちらを基準に並べ替えるか選択することになります。

ツールによってはこれらが区別されておらず、一項目に依存してしまい、使い勝手の悪いケースもあります。反対に順序付けも別の項目が選べるものも存在します。 Analysis Services 以外のツールを評価・利用する場合はこう言ったところもぜひ気にかけてみてください。

さて、コードと名称の二項目をそのまま使えば事足りる企業文化でしたら問題ありません。しかしなかなかそうも行かないようです。一例をあげると…。

・似たような名前の商品が多くて名称だけでは区別がつかない

この時は、コード+スペース+名称に加工した項目を Member Name Column に設定しました。コード長がまちまちの場合は空白なりゼロ値埋めでコード長を一定にし、商品名の位置がそろうような処置をする場合もあります。名称が長くてクロス集計表が見にくい場合は略称を使うこともあります。

・使い勝手を考えてレベルには含めなかった分類でも順序付けには反映

分類コード+代替キーに加工した項目を Member Key Column に、 Order By を Key に設定しました。陰に隠れてしまう項目なので、一意性さえ保たれていればこのような対応も可能となります。

エンドユーザーをしっかりと意識した設計を心がけましょう。目的や職務によって違った表現方法が必要かもしれません。


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