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システム構築 ボードリーダー:小野 哲

毎月第2、第4木曜日はボードリーダーからのレポートを掲載いたします。
 
   

2003年6月12日
『最近気になる電力事情』

先日 PASSJ の合宿セミナーが開かれましたが、私は家の用事があって参加できませんでした。いろいろと活発な情報交換があったことをみなさんのメールから推測でき、参加できなかったのはとても口惜しいばかりです。

最近気になること…システム構築とはちょっと関係が薄いのですが、7 月ぐらいにおこると言われている電力の不足です。今日本はいくつかの原発が動かないために応急処置的に火力に頼らざるを得ない状況で、特に東京を中心にして夏の電力消費の需要が供給を凌いでしまうということは最近のニュースで誰もが知るところです。大電力を消費する 7・8 月、急激な電力消費によって都市レベルでの大停電もあり得るということです。

そうなったら、みなさんはどのように対処しますか?私はいろいろ考えてはみたもののよい考えが浮かびません。

止めてはいけないシステムを運用している場合、非常に頭の痛い問題です。データセンターにサーバを置いているので安心という方も多いと思いますが、もし長時間の停電がおこったら数時間程度の自立運転は可能であるけれどもある程度の時間が過ぎると電力供給がストップしてしまいまうす。そう考えると、あらためて電力源の重要さを知ることになります。

それこそ自立型の電力供給システムでもあればよいのですが、お金さえかければ実現可能ですが、安価に構築できるという条件で考えると、決定打はありません。サーバの設備一式の電力バックアップは相当な電力が必要になるからです。唯一現実的な独自のバックアップシステムとしてはガソリンを使用した自家発電機があります。コンピュータに問題がでないように出力波形を綺麗なサイン波に変換するタイプのものです。値段も比較的安価なのでいざというときのために絶対に落としてはならないいくつかのサーバだけでも止めないために確保しておくというのも手かもしれません。

しかし、私としては電力会社からの完全な自立を可能とする安価な仕組みが提案できないかとひそかに思っております。または、完全な自立は無理だとしても半自立のシステムでいざというときに自立できるようなものなども含んで考えると構築の幅は広がるのではないかと思っております。次回はそんなサーバを維持する電力システムのモデルをいくつか提案してみたいと思います。





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