

システム構築
ボードリーダー:小野 哲
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| 毎月第2、第4木曜日はボードリーダーからのレポートを掲載いたします。 |
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2003年7月10日
『仕事は台所がいい。.NETと家事について』
今回もシステム構築とあまり関係がありませんが、今回は SOHO について思うことを書きます。
その昔、SOHO がどれだけ効率がよいか自分で実験をしたことがあります。結果はどうだったかというと、あまりよくはありませんでした。私の場合、仕事の継続的な集中が途切れてしまい、いつのまにか寝てしまうといったものでした。真剣さが足りないというわけではなく、周りに人がいないとどうも仕事の緊張を持続できない性質らしいのです。
それ以来 SOHO の実験はしてませんでしたが、このところ家庭の事情で自宅でできる仕事は自宅でやるようになりました。資料作成やプログラミングは自宅でやり、ミーティングが必要なときだけオフィスに出かけます。そのほか、週のうち2日程度都内で営業支援で外出する以外は完全に自宅で仕事をするようになったのです。仕事をしつつ家事もこなさなくてはならいので、いろいろ試した結果、台所に作業机があるのが最も効率がよいことがわかりました。
いままでは営業支援の仕事が多かったので、自然にモバイル環境が強化され必要書類や参考資料、名刺など紙媒体をデジタル化してノートパソコンに蓄積し持ち運び、とりあえず腰の落ち着けるところで作業をするといったスタイルに慣れていたのですが、これがかえって効を奏して台所のスペースでも充分に仕事ができることがわかりました。モバイラーはすぐに
SOHO スタイルにスライドできることを証明できたわけです。というわけで現在は、モバイル環境と SOHO 環境の二つを行き来しているわけ
です。その意味では、実質的に SOHO といえるでしょう。昔の失敗を考えると、うまくいかないのではないかとの不安がありましたが、今は結構効率よく仕事がすすみます。何故なのだろうかと考えましたが、その理由は非常に単純でした。家事が仕事によい影響を与えていることに気づいたのです。
仕事が家事より優先していますが、煮詰まって集中力がとぎれてきたころ家事をこなすことにしています。時間的にはほんの数十分程度の作業が断続して行われますが、家事は軽い運動になり、煮詰まったとき頭と体をときほぐすにはとてもよい作業なわけです。これは精神的にも肉体的にもよい影響をだと思います。こんなことをいうと世の中の主婦のかたがたに「家事を舐めるな」といわれそうですが、私は自分自身で仕事と家事を併合して作業することを数ヶ月自分でやってみて自然にそう思えるようになったので机上で考えたことではありません。
長くなりましたが、私が今回なにを言いたかったというと、モバイルと SOHO は全く異なる仕事環境かというとそうではなく、実に表裏一体のものであるということ。そして、仕事と家事も表裏一体であること。それらは相反するようで実はお互いに補完しているのではないかということです。たぶんこれがユビキタスの本質であると思っています。
今後私のような環境で仕事をする一線のビジネスマンが多くなってゆくのではないかと思います。SE は、いままではオフィスだけの環境を対象にシステム提案・構築をすればよかったのですが、これからはたぶん、「どこでも仕事ができる」という環境を作り出す提案が必要になってくるはずです。さて、.NETはよりシームレスにコンピュータ同士を繋げてくれます。今後こういった環境をさらに便利に簡単に私たちに与えてくれると期待しています。
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