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システム構築 ボードリーダー:小野 哲

毎月第2、第4木曜日はボードリーダーからのレポートを掲載いたします。
 
   
 

2004年5月13日
『他の OS 環境で動く .NET の可能性』

.NET が世の中に出てしばらく経ちますが、今では開発者の間でもすっかり定着した感じがします。特にその使いやすさと接続性の良さは使った人を虜にします。

そんな魅力あふれる .NET ですが、開発者が .NET に深くかかわればかかわるほど、他の OS でアプリケーションを動かすことができないかどうかが悩みの種になってきます。他の OS で動いたら開発者はさまざまなプラットフォームを食いかじる必要もなく、.NET を深く追求するだけでよくなるのです。きっと開発生産性はさらに良くなるに違いありません。ではそのためにはどうしたらよいか?

もともと .NET は最初から相互接続性の良さをうたっており、他のプラットフォームとの接続を意識して作られたものでした。ソフトウェアの国際標準団体である ECMA に提出された標準仕様なのです。つまり、他の OS で動くということは最初から想定されていたわけです。そして、今、決して派手ではありませんが、その動きはしだいに現実味をおび、実現化されつつあります。

その一つが「Mono」。スペイン語でサルという意味を持ったこのプロジェクトは、オープンソースで作られた Windows 以外の OS に対応するプラットフォームです。現在はベータ版ですが、以下のサイトで公開されています。

http://www.go-mono.com/

また別のものとしては、GNU プロジェクトとして開発されている「DotGNU」。これもオープンソースで提供されています。

http://dotgnu.org/

さて、こういったプラットフォームは現状ではまだ実用のレベルではないかもしれませんが、いずれ使用に耐え得る状況になれば開発者にはとても大きな恩恵になるのは間違いありません。

 

 

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