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Webテクノロジー ボードリーダー:小川 貢

毎月第2、第4木曜日はボードリーダーからのレポートを掲載いたします。
 
   

2003年8月28日
『どっとねっとと雑多な日々 10』


今回は ASP から ASP.NET への移植の話を書こうかといろいろ構想を練っていましたが、Blaster 騒ぎでそれどころではなくなってしまいました。

セキュリティに関しては、河端さんが書かれると思うのであまり書きませんが、リソースプランニングと Service Pack や Security Patch のソフトウェアベンダーの取り組みについて考えてみたいと思います。

システムには、売り切り型とサポート型と 2 つに分類できるかと思います。予算、ベンダーとの関係、景気など複雑な条件により、売り切り型を選択するケースもあると思いますが、それでも最低限のサポートというのは必要だと思います。
システム開発では前提条件として、この OS、このクライアント、このソフトウェアとバージョンを指定して決定していくことが当たり前のようになっています。システムの前提としては正しいことですが、その後、いろいろなセキュリティホールが見つかって、修正パッチなどが提供された場合は、よほどのことがない限りエンドユーザに推奨しません。

果たしてこれでよいのでしょうか?

確かにテスト工数がかかり、その費用をエンドユーザが負担してもらえず、ベンダーがそれを肩代わりするようなケースもあって、一概にはいえないのはよくわかります。
エンドユーザが費用を払うということであれば、速やかに動作検証をし、問題ないことをエンドユーザに知らせることができないものかと。

例えば、NT 4.0 で開発されたアプリケーションが、いまだ現役で動いている話はよく聞きます。
導入されて 7 年たっていますとかざらですよね。
これはシステムのリソースプランニングができていないため、いまだにバージョンアップができないとか ROI(費用対効果)が明確でないため、そのシステムが導入されても、どれだけ価値があって、どれだけ効果があったとかが定性的に図れていないのではと思います。確かに昨今景気が悪いため、予算もないという話もありますが、もう少し長い目でシステム化の話を SIer から提案できれば良いのかと思います。

この Blaster 騒ぎでいろいろと見直すべきところもいろいろあり、また新たなビジネスチャンスでもありますので、現場で対応されている方々はめげずにがんばってください。




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