|
2004年4月22日
『どっとねっとと雑多な日々 25』
現在 Global MVP Summit 2004 に参加のためにアメリカのシアトルに来ています。
気候は穏やかですごしやすいですが、若干日本より朝晩が寒いです。
さて、今回は .NET Framework の話からかなり離れた内容で、今年の夏ごろ公開予定の Windows XP Service
Pack 2 の話を書きたいと思います。
現在パブリック β として RC1 が Microsoft のサイトからダウンロード可能になっております。
http://www.microsoft.com/japan/technet/prodtechnol/winxppro/sp2preview.mspx
この Windows XP Service Pack 2 では、セキュリティに対する取り組みの結果が反映されており、Secure
Default という考え方が基本になっています。
この Secure Default とは、基本的に機能は OFF にして、不必要なサービスを有効にはしないという考えの実現です。
その他にも Firewall の機能強化が図られています。
さて、この Windows XP Service Pack 2 と SQL Server 2000/MSDE で何が関係あるのか?
1.Firewall の機能強化による問題
一番影響を受けるのは、おそらく MSDE によるソリューションを提供しているケースです。
Windows XP Service Pack 2 では Default で Firewall が有効になっています。
MSDE が使うポートも閉じられています。
デフォルトでは 1433 ですが、名前付きインスタンスの場合は別のポートになっていますので、明示的にポートを開放するか、MSDE
の実行ファイルを新しくなった Firewall に登録する必要があります。
しかし、この登録には Administrators 権限が必要になります。
企業の場合は、エンドユーザに権限を与えていないため、この変更ができないので、MSDE を使ったソリューションが利用できないケースが出てくると思います。
2.Internet Explorer のセキュリティの強化
ASP や ASP.NET のアプリケーションで、新しい Window を開くアプリケションを作成している場合、ポップアップブロッカーによって新しい
Window が開くことをブロックされてしまいます。
こちらはブラウザのアドレスバーの下にブロックした旨が表示されますので、それをクリックすれば解除されますが、エンドユーザからの問い合わせが増えて、業務に影響を与える可能性があります。
これらの問題が今開発サポートしているアプリケーションで影響が無いのか、早めに Windows XP Service Pack
2 RC1 を評価していただきたいと考えています。
なお、Windows XP Service Pack 2 RC1 はアンインストールがきれいにできるようです。
やり方は意外と気づきにくいようになっていますが「コントロール パネル」→「プログラムの追加と削除」の「更新の表示」にチェックを入れ「
WindowsUpdate 」の下に Service Pack 2 の表示が出てきますので、こちらから削除を行ってください。
※原稿を書いている私のマシンでアンインストールを行って見ましたが、今のところ問題はなさそうです。
|