

「資格を取ろう!」掲示板
ボードリーダー:配島 浩
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| 毎月第2、第4木曜日はボードリーダーからのレポートを掲載いたします。 |
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2003年2月27日
『CompTIA の活動と、CompTIA 認定資格の役割』
会員様より掲示板に CompTIA 資格についてのご紹介がありました。
CompTIA 事務局様に問い合わせたところ、下記のようにご紹介文を頂きました
ので報告します。また、CompTIA 主催のセミナーにも出席する予定ですので、
次回以降、追って報告します。
CompTIA(コンプティア/コンピュータ技術産業協会)は、1982 年シカゴで設
立され、欧米、アフリカ、アジア・パシフィックに 9 つの活動拠点を置く、
非営利グローバル IT 業界団体です。資格団体や一般企業に誤解されがちです
が、IT 関連の政策立案や ISO などへの規格標準化の提言活動など、IT 業界
の代表として世界的に発言権を持つ業界団体です。日本では 2001 年 6 月か
ら本格的な活動を始めています。その中で“CompTIA 認定資格”は、IT業界の
声を反映する活動の一環で普及啓蒙をしているものです。
現在も世界各国で IT 人材不足は慢性的に続いていますが、日本と米国との決
定的な違いに、日本には各 IT 業務の“実務基盤(注1)”を持つ人材の集積
がないことが挙げられます。
欧米では“実務基盤”教育が企業から教育機関まで広く浸透しています。その
ため、その上に積み重ねるべき、市場で求められている専門技術教育の対応が
課題となっています。
つまり、“実務基盤”を持つことが「指標」であり、人材集積が図られます。
その上に時代や企業ニーズにあった技術をいかに早く積み重ねるかが今後の課
題です。
その“実務基盤”教育として大きな役割を果たしてきたのが、“CompTIA 認定
資格”です。
一方日本では、各 IT 業務での“実務基盤”教育となるものがありません。
つまり「指標」は存在していません。「スペシャリスト」という「目標」で
人材育成が進められるため、スペシャリストの母数が少ないだけでなく、
特定技術教育に偏る傾向があります。さらにそれらを支える人材も少ないわけ
です。
その証明として、新卒や転職、失業者、派遣などでの雇用側と採用側のスキル
ミスマッチが依然解消されずにおりますし、専門技術者不足もさることながら、
高度な技術に対し考え方を共有し、「支える」だけの人材が少ない分、普及も
遅れ、世界でのIT競争力にも影響しています。
日本と欧米のどちらにしましても企業にとって多額のコストやビジネスチャン
スの喪失につながる恐れがありますが、特に日本については、“実務基盤”教
育に難があるため、IT 人材不足の深刻度は他国よりも高い状況にあります。
当局は、このような日本の現状を打開するため、今後の IT 社会に貢献するた
めに、“CompTIA 認定資格”を普及啓蒙することで、健全な育成プロセスの構
築を説いております。
私は、CompTIA 認定資格がグローバルな資格だから普及しているのではありま
せん。ベンダー資格や国家資格を批判している訳でもありません。
CompTIA 認定資格は、『実務において、ベンダー資格で培う「技術専門能力」
や国家資格で培う「知識専門能力」を、あらゆる環境に当てはめ、生かし、使
いこなせる』人材を効率的に輩出するものです。
皆様の技術や知識・スキルをより生かすものであり、一番落としてはならない
ところであるため、普及をしております。
この御案内が、IT に関わる上であるべき姿を見直して頂く機会になれば幸い
に存じます。
当局は企業ではありませんので、目立ったプロモーションは行えません。
普及のためには、皆様の現場からの御理解が必要でございます。
今後とも御支援のほど、何卒宜しくお願い申し上げます。
※注1“実務基盤”
実務でのある環境において、問題を分析、またベストプラクティスを選択し、
必要な技術知識やスキルを取捨選択、活用する能力。
CompTIA日本支局 事務局次長
板見谷 剛史
http://www.comptia.jp
info_jp@comptia.org
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