

「資格を取ろう!」掲示板
ボードリーダー:配島 浩
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| 毎月第2、第4木曜日はボードリーダーからのレポートを掲載いたします。 |
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2003年3月13日
『CompTIAセミナー報告』
PASSJ会員様の CompTIA 紹介に始まり、今回 2 月 28 日 CompTIA 様主催の
「CompTIA 認定資格の役割と効果 兼 IT 実務能力基盤調査説明会」
セミナーに出席してきましたので報告します。
当日は 150 名弱の出席者であったそうで、かなり盛況でした。
主に人材開発、研修、スクール関係の方が多かったようです。
特に「ベンダー資格と国家資格との違い」と「米国と日本の人材育成の現状」
については興味深かったので一部引用させていただきながら報告します。
まず、CompTIA については前回報告しましたが、一般企業でもなく、資格団体
でもない、「非営利IT業界団体」とのこと。
特に CompTIA 資格については、CompTIA そのものは、あくまで事務局的役割
しかなく、普及啓蒙、認定活動を行うので、資格作成自体に関与することは一
切ないそうです。
資格作成は、IT 業界が求めているIT関連の各業務の「実務基盤」保持者を育
成するのに、業界内から資金を出し合って調査分析し、問題作成したものだと
のことです。
CompTIA さんは「実務基盤」というキーワードを重要視しているので、多用さ
れますが、問題を分析、または、ベストプラクティスを検討し、必要な知識、
スキルを取捨選択した上で活用する能力、いわゆる「キャッチアンドトライ」
能力といったところでしょうか。
「ベンダー資格」とは「技術専門性」(各ベンダーの商品知識、活用法、最新
技術情報、等)を「勉強」するもの
「国家資格」とは「知識専門性」(国家が求める情報システム開発や運用、プ
ログラム設計等における専門知識)を「勉強」するもの
「CompTIA 認定資格」とは「実務基盤」を「学習」するもの
と位置付けておられました。
個人的な見解ですが、「ベンダー資格」は製品に依存しすぎている場合も多く、
「国家資格」は技術に追いついていない感があることや「知識」があることと
「実務」に反映できることとは必ずしも一致しないこともあるので、このよう
な「実務」の「基盤」を浸透させるのは良いのではと思いました。
そういう意味ではベンダー資格ではありますが、Microsoft の MCA もこの辺
を狙っているような気がします。(本意はわかりませんが…)
現在米国でも、エントリーレベルと専門技術者不足が問題になっているそうで
すが、「産」「官」「学」の連携により既に「実務基盤」教育が浸透しており、
IT 人材のピラミッド構造ができているので解決は可能であるとの見解でした。
一方、国内では専門技術者不足もさることながら、実務でのスキルマッチが未
だ深刻な問題であり、実務基盤が浸透していないので「えんぴつ型構造」との
こと。
これは IT に関する知識が「情報」として暗記しているだけで「実務」に応用
できない人材が多いことを示しているということでしょうか。
しかし、最近は、CompTIA 資格を利用して実務基盤教育や選定を取り入れる
「県」や企業も増えているとのことでした。
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