2003年7月10日
『LPI 資格について』
ベンダー資格というと Microsoft の MCP、Oracle の Silver や Gold、Cisco の CCNP などが有名ですが、近頃では無視することはできないほど、定着しつつある
Linux の資格ってどうなっているのだろうと疑問に思いましたので調べてみることにしました。(PASSJ は本来 Microsoft
社の SQL Server のユーザグループなので関連は薄いかと思いますが個人的に気になったので)
Red Hat や Turbolinux 等のディストリビューション毎の資格(Red Hat の場合 RHCE、Turbolinux
の場合 Turbo-CE や Turbo-CE Pro)などもあるようですが、今回はベンダーやディストリビューションに依存しない中立的な立場で
Linux 技術者を認定している LPI 認定試験を紹介します。本内容は翔泳社の「Linux教科書 LPICレベル1」に基づいて作成しています。
http://www.seshop.com/detail.asp?pid=3589
LPI 認定(Linux Professional Institute Certified)とは国際的非営利団体である Linux
Professional Institute(Linuxプロフェッショナル協会)が実施している Linux技術者のための認定プログラムです。
LPI 認定はレベル 1(初級者)レベル 2(中級者)レベル 3(上級者)に分かれています。それぞれ、レベル 1 で半年から
1 年程度、レベル 2 で 3 〜 4 年程度、レベル 3 は開発中とのことです。認定はレベル 1 から順番に取得していく必要があります。認定試験は下記が実施されており、
LPI 認定レベル 1 では、下記両方の試験に合格しなければなりません。
出題数は約 60 問、90 分で合格に必要な正答率は 62 %前後です。問題の形式はラジオボタンによる択一問題、チェックボックスによる正解を全て選ぶ複数選択問題、テキストボックスによる入力式問題の
3 種類です。本試験の内容は初級者が対象ということもあって、主に UNIX のシェル(コマンド)の使い方といったところでしょうか?
詳細は http://www.lpi.or.jp/
をご参照ください。
LPI認定レベル1
117-101 Linux一般1
117-102 Linux一般2
LPI認定レベル2
117-201 Linux応用管理
117-202 Linuxネットワーク管理
LPI認定レベル3(開発中)
117-321 Windws統合化
117-322 インターネットサーバー
117-323 データベースサーバー
117-324 セキュリティ・暗号化
117-325 カーネル操作、デバイスドライバ、パッケージ作成、ディストリビューショ
ン
117-101 Linux一般1試験の概要
試験範囲
1.101 ハードウェアとアーキテクチャ
1.102 Linuxのインストールとパッケージ管理
1.103 GNU&UNIXコマンド
1.104 デバイス、ファイルシステム、FHS
1.110 X Window System
117-102 Linux一般2試験の概要
1.105 カーネル
1.106 起動、シャットダウン、ランレベル
1.107 印刷
1.108 ドキュメント
1.109 シェルとシェルスクリプト
1.111 システム管理
1.112 ネットワーク基礎
1.113 ネットワークサービス
1.114 セキュリティ
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