2003年9月11日
『資格試験勉強には、何を使用しているのだろうか』
9 月に入り、日中は暑い日もありますが、朝晩めっきり涼しくなってきましたね。やっと試験勉強にも身に入る季節になってきたのではないでしょうか。
今回は、資格試験勉強に参考書など、受験者は何を使用しているかを考えて、下記にまとめてみました。(比較的 MCP 系の資格を対象としています。)
・参考書
赤本: 翔泳社
ベンダー資格関連書籍では、老舗の部類。まず手始めに赤本を買うという人が多い。参考書的に使用するのが良い。MCP 系の新資格には比較的最初に対応してくれる。付録の
CD-ROM には iStudy の機能限定版も収録。
白本: リックテレコム
教科書的に使用できる「標準テキスト」と、問題集と解説の「攻略ハンドブック」がある。初心者は、とっつきやすいため「攻略ハンドブック」を買う傾向にあるが、これだけで合格は難しいので、「標準テキスト」など他の教科書と併用がベスト。
青本: 日経BPソフトプレス
教科書的な「トレーニングキット」と問題集の「スキルチェック」がある。「トレーニングキット」は初心者でも分かるように書かれているが、中級クラス以上には回りくどい感じもする。「スキルチェック」は他の問題集と同じように、サブ的に使用するもので、やはり「トレーニングキット」との組み合わせがベストだろうか。
緑本: IDGジャパン
問題集の「直前必修問題集」がある。比較的よくまとまっているが、これだけで合格はほぼ無理のため、他の参考書との併用を推奨。
黄本: インプレス
「できる」シリーズの会社であり、さすがにレイアウト構成など分かりやすい。MCSE 完全マスターシリーズは B5 変形で大きいのと値段が少々高め。比較的後発のため赤本、白本と比較し苦戦している模様。MCSE
完全マスターシリーズは、最近新刊もでていないが、インプレス自体、MCA、MOUS、.com Master、CCNA など比較的初心者クラスのものに力を入れている。
黒本: IDGコミュニケーションズ( IDGジャパン)
もともと参考書の部類では非常に分かりやすいが、値段が非常に高い( 1 万円近い)。但し、章間の練習問題のレベルも高いため、これだけでも試験科目によっては効果的。既に出版社名も変り、MCP
セルフスタディシリーズも廃刊になった模様。
・リソースキット: 日経BPソフトプレス
マイクロソフトコーポレーションが公式に出している教科書、但し Windows 2000 Server などは 8 巻まであるため全部で数万円にもなり本の置き場所もかさばる。最近は、Microsoft
TechNet サブスクリプションの年間有償サービスもあり、リソースキットを収録した CD-ROM も配布しているのでこちらの方が良いかも。
・Microsoft TechNet サブスクリプション
CD-ROM で毎月更新配布される有償サービス。前述したリソースキットや評価版、日本語ベータ版の配布、トラブルシューティングなどの情報も収録する。過去情報もオフラインで見ることができ大変便利。MCP
の試験傾向も実際のトラブルシューティング例が多くなってきているため、過去ログはたいへん役立つ。(自分が MCSE になった時代は、MCSE
の特典として 1 年間無償サービスというのもあった。)
・Microsoft Product Support Services
BB環境が整っていれば、まずはここを検索して分からないことを調べてみるのもいい。
http://support.microsoft.com/default.aspx
・DB マガジンなどの月刊誌
Windows 系、DB 系、ネットワーク系の月刊誌によく資格試験の特集をしている。取得したい資格を特集した雑誌のバックナンバーを見てみるのも効果的。但し、最新刊でも締め切りの関係か
Web などの情報より 1 〜 2 ヶ月のタイムラグがあるため、試験傾向が大きく変った時には注意が必要。
・ホワイトペーパー
製品の戦略などをドキュメント化したもの。製品自体を良く知ることができ、製品コンセプトも分かりやすくまとまっているものが多い。試験科目製品の取っ掛かりにはいいかも。
・iStudy: システム・テクノロジー・アイ ( PC 版、Web オンライン版)
PC 版試験問題では、圧倒的なシェアを誇っている。また、新試験に対する対応も参考書より早い。問題の新傾向にも問題のオンラインアップデートで対応しており、メールでの質問も受け付けている。最近は
ASP タイプで販売後 3 ヶ月程度有効な Web オンライン版もあり、使いようによってはローコストである。
・英語版オンライン販売問題集
日本語試験が始まったばかりぐらいの時、問題集といわれるものは英語版オンライン販売問題集しかないと思う。ASP タイプとダウンロードタイプがあり
10〜 50 $程度でインターネット購入できる。但し、当りはずれも大きい。日本の問題集もこの英語版オンライン販売問題集を翻訳しているものも一部ある。
・OS、SQL Server などの評価版
下記の実記操作にも関係してくるが、通常、Microsoft の OS、アプリケーションは非常に高価なため、個人での勉強には資金的にも限界がある。そこで雑誌の付録等の期限付き評価版は有効である。
・オンラインヘルプ
Windows 2000 ぐらいから、OS やアプリケーションのヘルプが充実してきている。参考書や問題集と併用し、分からない言葉やコマンドなどを片っ端から検索するのも有効。実機操作が必要なため、最低でも、評価版は必要となる。
・実機操作
究極の勉強方法は、やはり実機操作。但し、資格試験を取得したい人すべてが試験科目環境を構築できるわけではなく、恩恵を受けるのは実業務を実際に行っている一部の人である。でも、実環境で仕事でもバリバリ
SQL をさわっている人などは、資格試験に興味の無い人が多い。やはり人間はハングリーでなければ前進は無いのだろうか。
・その他、資格取得の自主運営サイト
検索で MCP とか資格とかで検索するとたくさん出てくる。あえてどこのサイトとは言わないが、資格取得に関する同じ悩みを持った人がたくさんいることは少なくとも分かる。試験傾向が大きく変更となったときなどは有力な情報が多い。但し、各ベンダー資格のガイドラインは遵守すること。
以上ですが、あくまで私自身の主観も入っているため参考程度でみてください。また、何か他のものも使用して勉強しているということがありましたら、掲示板への書き込みもお待ちしております。
|