2003年12月11日
『MCP Windows 2000 Server について』
12 月に入り、ほんとうに慌ただしい時期になってきました。でも、東京の雪のないクリスマスは北海道出身者として、やはり寂しいですね。
さて、前回の「MCP Windows XP Professional」に続きまして、今回は王道の「MCP Windows
2000 Server」について考えてみたいと思います(正式名称は、Installing, Configuring, and
Administering MicrosoftR WindowsR 2000 Server)。最近、Windows Server
2003 も出荷され MCP 試験も始まりましたが、当面のあいだ市場のメイン商品として残り続けると思いますし、MCP の上位資格(MCSA、MCSEやMCDBAなど)の必須科目にもなっていますので、Microsoft
の製品としては、絶対に避けて通れないでしょう。
Windows 2000 Server の位置づけとしては、前製品である Windows NT 4.0 Server を周到しており、更に新しいテクノロジーが多数追加されています。
Windows NT 4.0 系の時は、
・Windows NT 4.0 Workstation
・Windows NT 4.0 Server
・Windows NT 4.0 Server Enterprise
・Windows NT 4.0 TCP/IP
だったのが、Windows 2000 系では、
・70-215 Windows 2000 Server
・70-210 Windows 2000 Professional
・70-214 Security Windows 2000 Network
・70-216 Windows 2000 Network Infrastructure
・70-217 Windows Directory Services Infrastructure
・70-218 Windows 2000 Network Environment
・70-219 Designing Windows 2000 Directory Services Infrastructure
・70-220 Designing Security Windows 2000 Network
・70-221 Designing Windows 2000 Network Infrastructure
・70-222 Migrating Windows NT 4.0 to Designing Windows 2000
・70-223 Windows 2000 Advanced Server
というように細分化されてきております。
このなかでも今回はベースとなる、「70-215 Windows 2000 Server」で試験トピック等を確認してみたいと思います。
試験トピックについては、
http://www.microsoft.com/japan/learning/mcp/exam.aspx?cert=1&id=70-215
にも記載がありますが、チェックポイントとして下記です。
・無人インストールをサポートしているため、応答ファイルの作成等、複数のマシンにインストールさせる時の効率化をどうするか。
・Microsoft Windows NT 4.0 からのアップグレードをどうするか。
・サービスパック、Windows Update の展開について。
・ハードウェアの互換性リスト(HCL)、ブートできない時のトラブルシューティング等。
・ネットワークサービスのインストール。
・OU、GPO の考え方も頭の中にイメージできるよう整理しておくべき。(よくある三角形の中に OU があるような構成図とか。)
・DHCP サーバーから IP アドレスを取得できない場合はどうなるか。
・プリンタへの監視、アクセス制御、構成、プリンタ関連トラブルシューティング。
・IIS 関連の監視、構成、Web 関連トラブルシューティング。
・ハードウェアデバイスの構成、デバイスドライバの更新、ドライバに関するトラブルシューティング。
・システムリソース利用状況、監視、最適化、どのような時にメモリーを増設するか。
・プロセス管理、ディスクパフォーマンスの最適化。
・Windows バックアップ、前回正常起動時の構成、セーフモード、回復コンソール等。
・ディスクボリュームの監視、データ圧縮、ディスククォータ、RAID 構成ディスクの障害回復、その他ディスク関連トラブルシューティング。
・共有アクセスと NTFS 認証の組み合わせは必ずおさえる。
・VPN、ネットワークプロトコル(特に TCP/IP)、リモートアクセス。
・ターミナルサービスのインストール、構成、監視。
・ネットワークアダプタとドライバのインストール、構成、ネットワークアダプタドライバ更新時のトラブルシューティング。
・EFS、ポリシー、監査、アカウント、セキュリティ構成ツール。
「70-215 MCP Windows 2000 Server」は、比較的受験の参考になる参考書や文献も多いですし、学習するには良い科目ではないでしょうか。但し、合格にはやはり実機操作は必要だと思います。できれば
OS のオンラインヘルプだけでも見たいところですね。
最後に、IT スキルでは、サーバー系のスキルが有る無しで大きな市場価値の差がでてきます(できれば実務経験があれば更に良い)。ここが踏ん張りどころと思って頑張ってください。MCP
は最初の 1 科目が大変ですが、その後はコンスタントに取得できる試験と思いますし、次の MCP Windows 2003 トラックの足がかりにもなるのではないでしょうか。
PASSJ 会員さんで受験した方などいらっしゃいましたら、是非「資格を取ろう!」掲示板への書き込みもよろしくお願いいたします。
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