2004年3月11日
『新入社員向けの資格について』
3 月になりましたが、みなさん花粉症とかは大丈夫でしょうか? 今年は、杉花粉も例年より少ないとのことですが、自分もそろそろ鼻水と目のかゆみの症状がでてきています。例年のことながら嫌なものですね。
さて、今年もそろそろ新入社員が入ってくる季節です。新入社員の教育担当の方は、今時期受け入れ準備で忙しくなってきているのではないでしょうか? そこで今回は、資格という意味で新入社員の方に何を取得してもらう(させる)か考えてみたいと思います。
最近の傾向として、IT 系の企業に就職するといっても必ずしも理数系の学生とは限らず文系の方もたくさんいることでしょう。文系の方で、柔軟な考え方を持ち、その後の吸収力も高いという人も多いと思います。そこで、「鉄は熱いうちに打て」ではないですが、何事もやる気のある柔軟なものの考えができる新人のうちにできるだけ鍛えて、SE
やプログラマーの土台を作り上げることが大切ではないでしょうか。特にこの時期にいろいろな物事を勉強したり実際に経験しているかしていないかによって、その後の成長が大きく変わってくると思います。手遅れにならないようにアドバイスや処置を講じることも先輩や上司としての役目ではないかと考えます。
とはいっても、さすがに MCP をいきなり取得させるのも無理がありますよね。新入社員の目標の立て方を考えてみました。ここからは私の周りの事例ですので、あくまでも参考としてください。
まず、考えられる新入社員用の資格として、以下が考えられます。
●初級システムアドミニストレーター
言わずと知れた国家資格、情報処理系を専攻した学生さんなどは、在学中に取得している場合が多いと思います。難易度は低いと思いますが広く浅くの知識が必要で、年
2 回しかチャンスがないため計画的な勉強も必要です。
●MCA OS・ネットワーク
Microsoft の日本オリジナルの OS 系エントリー資格です。MCP の OS 系科目を受験する前提知識には良いと思います。難易度は低めのため、最近では新人教育の一環として
MCA プログラムを取り入れている企業も多くなってきています。試験は、ほぼ毎日実施されており結果も即日に合否が分かります。
●MCA データベース
MCA プログラムのデータベース科目です。こちらもこれからデータベース技術を習得したい方向けのエントリー資格です。これをベースに
SQL Server を本格的に勉強するのも良いでしょう。但し、MCP の SQL Server 系とは明らかに大きな差があるのでステップアップには注意が必要です。
●MCA アプリケーション構築
MCA プログラムのアプリケーション構築に関する科目です。開発関連を目指す方のエントリー資格ですが、これに合格しても、あくまでも基礎的なスキルでしかないためアプリケーションは作れません。ですので、この科目の合格後に、本格的に各言語をマスターする必要があります。
●.com Master シングルスター
ISP 系の業務に何かしら従事する方は、取得していても良いと思います。もともと NTT Communications 主宰の資格のため、電話回線関連のことも知っている必要があります。ダブルスター、トリプルスターと上位資格もでき、ISP
業界では取得のステータスもあると思います。
●Microsoft Office Specialist (旧 MOUS ) スペシャリストレベル
旧 MOUS と呼ばれていました Microsoft Office 製品が使用できるかできないかの目安にもなっている資格です。最近では、Office
製品(特に Word、Excel )が使用できないと仕事にならないため、即戦力の派遣社員には人気のある資格といえます。まずは比較的安易に取得できるスペシャリストレベルから初めてみてはいかがでしょうか。
取得計画の例を挙げてみます。
4 〜 9 月 初級システムアドミニストレーターの勉強をしつつ、MCA などのベンダー資格を平行して 1 つ取得。
10 月 初級システムアドミニストレーター受験。
11 〜 3 月 ベンダー資格をもう 1 つ取得。もしくは実配属部署の実務経験を生かし MCP 系でも良い。
他にもいろいろな取得パターンがあると思います。どちらにしても、本人に任せきりではなく、細かいフォローも必要ですよね。(飴と鞭の使い方も重要ですが。)
その他、新入社員用に何かよい資格がありましたら、是非「資格を取ろう!」掲示板への書き込みもよろしくお願いいたします。
次回は、4 月より MCA プログラムが試験科目追加なでど改定されますので、その辺をレポートしたいと思います。
|