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2004年6月24日
『XML Master 試験編 後半』
皆さん、前回は XML Master 試験の対象と、お勧めの教材を紹介しました。今回は、試験内容と準備時間の目安、そして合格メリットのについてお話したいと思います。
まず内容に関してですが、ベーシックは「間違っている XML 文書はどれか」といった間違い探し的な問題が多いので、集中して解く必要があると思います。ベーシックの試験が、幅広く XML の知識を問う問題であるのに対し、プロフェッショナルの問題は、基本知識があればできる問題と、それぞれの分野で基本となっているキーワードについて、正確に理解していないと正しく答えることが難しい XSLT や DOM(SAX)といった、非常に難しい問題の 2 種類に分かれています。「知識」よりも「理解」を求められる問題が多く、中にはまぎらわしい選択肢もありますので、苦手な範囲ほどしっかり理解しておく必要があるでしょう。XSLT や SAX について情報交換するなど、XSLT の厳密な知識+応用力に関する問題の準備をしておくことをお勧めします。
また、できる問題は確実に正解させるために、個々の選択肢の正誤について、なぜ正しいか、なぜ誤りかを注意深く確認しながら解いていくことが重要です。各出題分野に関して、仕様をきちんと覚えるなど、厳密な知識と確実な理解が不可欠となります。
プロフェッショナルは合格基準が 8 割と高いので、不得意な分野を残さないことがもっとも大切です。80% というのは、どのカテゴリにもミスや不得意が許されない数字です。問題が難しい上に、ベーシックよりも合格ラインが上がって到達が厳しくなっているのでは要注意です。
プロフェッショナルの試験では XML 技術だけでなく、SE としての常識を試される問題も出題されます。これは短期間で勉強して結果が出るものではないので、日頃から経験と知識を蓄積しておくことが大切です。
次に勉強時間についてですが、少なくとも、ベーシックは 1 週間、プロフェッショナルは 1 ヶ月間の受験準備を行うことをお勧めします。集中して勉強し、覚えたことを忘れないようにしましょう。
また受験準備をするにあたり、個人だけで目標も設定せずに学習していては、普段自分の業務で使用していない技術について理解するのに時間がかかってしまいます。まずは同じ目標に向かって頑張っいく仲間をみつけてください。
この試験に合格することの一番のメリットは、やはり合格までのプロセスで XML に関する知識が、頭の中できちんと整理・体系化されることだと思います。たとえば DOM と SAX のどちらかを知っているだけでもかなりのことはできると思いますが、両方理解していればより最適なソリューションを選択でき、お客様へのサービスや提案にも柔軟性が増すことでしょう。
サポートの要素技術である XML をきちんとサポートできるということは、大きなメリットになります。XSLT に関する具体的な問題も解決できるようになるでしょう。
トレーニングコースを利用し、Web サービスなどについても学ぶことで、システム設計をする際の選択肢が大幅に広くなると思います。
試験で身につけた知識をもとに、XML に関して幅広い見方ができるようになることで、業務にも好影響を与え、他の試験にも自信を深めることができる。
今後 XML マスターの数が増えてくることによって、さらに価値の出る資格と言えるでしょう。
ぜひ XML Master 試験に挑戦していただき、皆さんから良い結果が聞けることを楽しみにしています。
次回のレポートでまた会いましょう。
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