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<PASSJ会員レポート> 
心地よい疲れを感じることができた充実の一日!

東芝インフォメーションシステムズ株式会社
平塚 弘隆

■はじめに

 皆さん、こんにちは。PASSJ会員一年生の平塚と申します。今回、縁があり『PASSJ Conference 2002』の会員レポータをさせて頂くことになりました。SQL Server歴八ヶ月の超ビギナーの私ですが、少しでもカンファレンスの熱気が伝わればと思い、レポートさせて頂きます。
 早速ですが、私が参加した全てのセッションについて、簡単な要約と感想をレポートしたいと思います。

■ジェネラルセッション-1
 「Windows .NET Server 2003とSQL Server 2000による64bitコンピューティング環境」

 XeonやItanium 2などのエンタープライズ向け環境におけるSQL Serverの優位性を、実際のデモを交えて説明されていました。とてもわかり易い内容だったと思います。企業サーバ向け、特に大規模分野についての情報に疎い面があった私には、とても興味深いものでした。
 また、SQL Server 2000のデモは二つ行われました。一つ目のデモは32bit環境から64bit環境への移行をデータベースのデタッチ・アタッチで行い、APIレベルでの互換性をアピールしていました。これが本当に簡単なので正直驚きました。
 二つ目のデモは、32bit環境(Xeon)と64bit環境(Itanium 2)のパフォーマンス比較です。デモ内容はExcel2002を用いて約3,300万件のレコードを8次元のCUBE処理の実行時間で比較しました。結果は、64bit環境は31秒、32bit環境は50秒と約40%もの性能向上が見られました。
 個人的には、SQL Serverの時期バージョンでの性能向上はどれ程になるのか、期待したいと考えています。

■ジェネラルセッション-2
 SQL Server NSの新機能「Notification services」とは

 Notification servicesはいわゆるリッチコンテンツを、個人別にカスタマイズして、様々なデバイス(PC、PDA、携帯電話など)に、タイムリーに提供するためのアプリケーション・プラットフォームのことらしいです。詰まるところ、従来、開発者が個別で作成していた機能を共通のクラス・ライブラリとして提供されたと思えば良いいう説明でした。
 また、Notification services自体はMSNなど幾つかの商用サイトで導入済みで実績がある反面、現在公開されているキットや関連ドキュメントが不親切であるため、セッション資料の指示に従い導入する必要があること、また、当日のデモにおけるレスポンスの悪さから、品質・性能面において若干の不安が残りました。

■MCDBA受験直前チェックポイント

 試験対策と銘打つだけあり、極めて実践的かつポイントを絞った内容になっていたと思います。これからMCDBAを受験予定の方、受験を検討中の方には、とても有益だったと思います。以下、当日のセッション資料と説明から一部をご紹介します。

 試験内容の傾向
  ◆ 広範囲かつ新内容が多い
  ◆ 長文の応用問題が多い
  ◆ 合格最低点が高い(データベース管理者)

 対策
  1. Microsoft University コースの受講(12日間)
  2. MCDBA教科書
  3. PASSJリソース、SQL Serverマガジンの記事など

 SQL Server 2000の新機能
  A. Net-Libraryの強化
  B. バックアップの復元と強化
  C. ログ配布
  D. 照合順序の設定強化
  E. サーバ設定オプション
  F. XMLのサポート
 
 要注意テーマ
  A. インデックス関連
  B. 統計情報
  C. カーソル関連

■ADO.NET (中・上級編)

 ADO.NETの中心となるコンポーネントのひとつであるDataSetについて、その特性や長所について、典型的なシナリオを例に挙げながら解説されており、とても実践的なノウハウを得ることができました。また、豊富なサンプルコードを用いた講義には、私のような初心者はもちろん、多くのプログラマーにとって満足できる内容だったと思います。
 もう一点、どうしてもお話したいことがあります。講師の山崎さんのことです。山崎さんの講義は、一度受講されることをお勧めします。濃い内容とわかり易い説明、本当にお世辞抜きでお勧めできます。
# なお、山崎さんとは、一切の利害関係はありませんので(^^ゞ 念のため。

■オラクル技術者のためのSQL Server入門
「PL/SQL編」

 Transact-SQLのリファレンスというよりは、実際のプログラミングをする上での必ず知っておくべき“作法”について、鮮やかな切り口で明快に説明して頂き、本当に得した気分になれました。
 また、SQL Serverを志す者が必ず通る(?)ロックアーキテクチャについて、表面的な動作に留まらず、より詳細な次元での解説には新たな発見も多く、自分の理解の浅さを痛感しました。
 それにしても、設計思想により、これだけ既定の振る舞いが変わるものなんですね。

■感想

 感想を一言で言えば、非常に盛り沢山、居眠りしている時間もない!というところでしょうか。程度の差あれ、午後一のセッションは絶好の安眠タイムですから、油断すると(=講義がつまらないと)危険なんですよね。でも、今回はそんなことはありませんでした。また、どのセッションも講師のハートがびんびん伝わってきて、それどころではありませんでしたね。良い意味での予想外でした。
 改めて、講師の方々には本当にお礼申し上げたいと思います。特に、女性の講師陣の方々の美貌(?)と迫力には圧倒されるばかりでした(^^ゞ

■最後に
 実は、私もレセプションなるものに参加しようと意気込んでいたのですが、急な予定が入ってしまい、泣く泣く参加せずに帰りました。とても残念…。
 次回のレセプション、もとい、コンファレンスに参加できることを期待し、データベースの勉強に邁進したいと思います。
 See you!
 ところで、レセプションの抽選会、どんな商品があったのかなぁ?気になります…。


 

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