進化するインテルのサーバ向けプロセッサ・ファミリーと
SQL Server 2005 の連携
▼ [インテルのサーバ向けロードマップとマルチコア化による革新]
インテル株式会社 サーバー・プラットフォーム・マーケティング部
徳永 貴士 氏の感想
1 Day Seminar で毎回楽しみにしているのが、インテル社のセッションです。普段、マイクロプロセッサベンダとの絡みは少ない SQL Server ユーザにとって、CPU の進化について聞ける機会は非常に貴重です。今回もワクワクさせてもらったテーマは「マルチコア化」と「仮想化」。
デュアルコアに関しては昨年来、多く出荷され、その恩恵に与っている方も多いと思われます。特に SQL Server は並列処理に優れており、何のチューニングも施さずパラレルクエリになるなど、マルチコア化のメリットは多大です。ソフトライセンス的にも、コア数による課金が無い事もマルチコア導入へ弾みとなります。2010 年頃には、8 〜 10 コアを搭載した "Poulson" が出荷予定との事。非常に楽しみです。
「仮想化」と聞くと、Virtual PC や VMware などのソフト的な仮想環境を思い浮かべ、 なぜマイクロプロセッサベンダが? と不思議に思いました。インテル社が提供する「バーチャライゼーション・テクノロジー(VT)対応プロセッサ」の上に VMM(Virtual Machine Monitor) を配置する事によりハードウェア仮想化を実現。
オーバーヘッドが少なくなる事によるパフォーマンスアップ、信頼性向上、セキュリティ向上など、様々なメリットが享受できる事を知り、ぜひ、 1 度、評価してみたくなりました。将来的には、遠隔地サーバ間でのダイナミック・ロード・バランスや災害復旧にも応用できるとの事で、ますます将来が楽しみです。
▼ [進化する CPU テクノロジーと SQL Server 2005 の内部構造・H/W 選択上のポイント]
PASSJ 理事 熊澤 幸生 氏の感想
SQL Server 2005 がリリースされて 1 年半あまり。実はまだ部門サーバ程度の小規模システムしか移行が完了しておらず、SQL Server 2005 を本格的に運用管理が必要なレベルで触る機会には、ほとんど恵まれていません。
今までも、多くの Wait Events 事象やパフォーマンスカウンタに悩まされてきたのに、更に、増強されているとの事。何に着目し、どう紐解いていけばよいのか、壮大な山脈を目の前にしたような気持ちです。Session-2 のデモでも Wait Events 事象に触れていましたが、「これは無視していいですね」とさらっと言ってのける熊澤氏のスキルが羨ましく感じます。
比較的に簡単に導入でき、何の管理もせず動く SQL Server ですが、本格的に使いこなすには、氏が指摘するように、アーキテクチャを理解し、H/W や OS の知識が必要となります。Dr.K による @IT での連載再開、バイブルとも言われる「インサイド Microsoft SQL Server 2005」が発売予定など、朗報が続々。俄然、習得意欲が湧いてきました。
毎回、将来に期待を抱かせてくれるインテル社のセッション& SQL Server とのコラポレーション。次回も期待しています!