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1Day Seminar 2007 Spring
2007/5/24(木)開催
<参加者レポート>
1Day Seminar 2007 Spring 受講レポ-ト

  Session-1
進化するインテルのサーバ向けプロセッサ・ファミリーと
SQL Server 2005 の連携

<レポーター: 久保さん・女性>

▼ [インテルのサーバ向けロードマップとマルチコア化による革新]
インテル株式会社 サーバー・プラットフォーム・マーケティング部
徳永 貴士 氏の感想

1 Day Seminar で毎回楽しみにしているのが、インテル社のセッションです。普段、マイクロプロセッサベンダとの絡みは少ない SQL Server ユーザにとって、CPU の進化について聞ける機会は非常に貴重です。今回もワクワクさせてもらったテーマは「マルチコア化」と「仮想化」。

デュアルコアに関しては昨年来、多く出荷され、その恩恵に与っている方も多いと思われます。特に SQL Server は並列処理に優れており、何のチューニングも施さずパラレルクエリになるなど、マルチコア化のメリットは多大です。ソフトライセンス的にも、コア数による課金が無い事もマルチコア導入へ弾みとなります。2010 年頃には、8 〜 10 コアを搭載した "Poulson" が出荷予定との事。非常に楽しみです。

「仮想化」と聞くと、Virtual PC や VMware などのソフト的な仮想環境を思い浮かべ、 なぜマイクロプロセッサベンダが? と不思議に思いました。インテル社が提供する「バーチャライゼーション・テクノロジー(VT)対応プロセッサ」の上に VMM(Virtual Machine Monitor) を配置する事によりハードウェア仮想化を実現。
オーバーヘッドが少なくなる事によるパフォーマンスアップ、信頼性向上、セキュリティ向上など、様々なメリットが享受できる事を知り、ぜひ、 1 度、評価してみたくなりました。将来的には、遠隔地サーバ間でのダイナミック・ロード・バランスや災害復旧にも応用できるとの事で、ますます将来が楽しみです。

▼ [進化する CPU テクノロジーと SQL Server 2005 の内部構造・H/W 選択上のポイント]
PASSJ 理事 熊澤 幸生 氏の感想

SQL Server 2005 がリリースされて 1 年半あまり。実はまだ部門サーバ程度の小規模システムしか移行が完了しておらず、SQL Server 2005 を本格的に運用管理が必要なレベルで触る機会には、ほとんど恵まれていません。
今までも、多くの Wait Events 事象やパフォーマンスカウンタに悩まされてきたのに、更に、増強されているとの事。何に着目し、どう紐解いていけばよいのか、壮大な山脈を目の前にしたような気持ちです。Session-2 のデモでも Wait Events 事象に触れていましたが、「これは無視していいですね」とさらっと言ってのける熊澤氏のスキルが羨ましく感じます。
比較的に簡単に導入でき、何の管理もせず動く SQL Server ですが、本格的に使いこなすには、氏が指摘するように、アーキテクチャを理解し、H/W や OS の知識が必要となります。Dr.K による @IT での連載再開、バイブルとも言われる「インサイド Microsoft SQL Server 2005」が発売予定など、朗報が続々。俄然、習得意欲が湧いてきました。

毎回、将来に期待を抱かせてくれるインテル社のセッション& SQL Server とのコラポレーション。次回も期待しています!


  Session-2
企業コンプライアンスを支える Quest SQL Server 管理ソリューション〜パフォーマンスチューニングとバックアップ/リカバリー編〜
クエスト・ソフトウェア株式会社 シニア・プリセールス・コンサルタント
石井 洋介氏 / PASSJ 理事 熊澤 幸生氏

<レポーター:國里さん・男性>

私は株式会社ジェーエムエーシステムズの國里と申します。今回、ご縁がありましてセミナーに参加させて頂いた上に、不相応にもレポート執筆の大役を仰せつかりました。僭越ながら「 1Day Seminar 2007 Spring 」に参加しての感想などを報告させて頂きます。

いきなり余談で申し訳ないのですが、私と SQL Server との関わりは1997 年ごろから Oracle の習得のために回り道で SQL Server 6.5 を勉強したのがきっかけです。これは MS 関係者の皆さまに対して失礼に思われますが、そうではなく当時からユーザー( DBA 初心者)フレンドリーな管理 UI だったことからデータベースの何たるかを勉強するのに最適だと判断したからです。その後は Oracle も平行しながら、SQL Server 7.0 そして 2000 を使った案件で関わり続けてきました。現在は某都銀の情報系 Web システム開発でプロジェクトマネージャーの役割で SQL Server と関わっています。

ここ最近増加し続けるデータに対して、まずすべき事は計画時パフォーマンスおよびキャパシティーの正確な把握であると思います。そして有事に備えてのバックアップ計画だと思います。データ量の増加はバックアップ時間の増加をもたらし、それはすなわちシステムの可用性にも直結する問題です。それを解決するツールとして最適なのが今回のセッションで紹介して頂いた「 LiteSpeed for SQL Server 」だと思いました。バックアップ時間が最大 70% 短縮というのは非常に有用なツールであると思います。このツールを販売しておられるクエスト・ソフトウエア社は他にも様々な関連ツールを扱っており、信頼性の高いツールという印象でした。

石井さんのプレゼンに続いて PASSJ 理事でいらっしゃる熊澤さんのセッションに移りました。熊澤さんのセッションでは実際の案件であったことを例に、トラブルシューティングの観点で SQL Server の監視すべきポイントを短時間でありながら高密度で解説して頂きました。圧巻だったのは、先に紹介されたクエスト・ソフトウエア社の製品である SpotLight を使用したデモです。細かな指標の解説と共に SQL Server のチューニングポイントを押さえた解説は非常に勉強になりました。2005 になってから監視可能な指標が増えて DBA にとってはありがたいことなのですが、このような体系だったナレッジも必須だと感じました。そういう意味では 6/20 に発売される熊澤さん技術監修の「インサイド Microsoft SQL Serve 2005」は必携の書となるかもしれません。

今後もデータ容量は増え続け、ユーザー要件もさらに厳しいものになっていくと思われます。まず影響を受けるのはデータベースです。その下支えとなる SQL Server の動向は注目すべきと思います。


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会場の様子
会場の様子
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インテル徳永氏
インテル徳永氏による
セッション風景
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PASSJ理事熊澤氏
PASSJ理事熊澤氏
によるセッション風景
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クエスト・ソフトウェア石井氏
クエスト・ソフトウェア
石井氏によるセッション

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