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パフォーマンス・セミナー 2002/10/8(火)開催

<参加者レポート>

最新技術:ハイパー・スレッディング・テクノロジを学ぶ

レポーター:尾高 保

PASSJ会員の皆さんこんにちは。ノバシステム(株)の尾高です。今回は2002年10月8日に渋谷マークシティ17階の渋谷ルネッサンスセンターで行われた、PASSJパフォーマンス・セミナーのレポーターをさせていただきます。よろしくお願いします。

マークシティの17階にきたのは久しぶりです。確か前回もDB関連のセミナーで、JPUG(日本ポストグレスユーザー会)主催の事例セミナーだった思いますので約二年ぶりとなります。マークシティは駅からつながっていますので(少々歩きますが)アクセスは大変よく、都内の開催場所としては申し分ありません。なかなかよい会場を選んでくれましたね。
会場はかなり広い会議室といった趣で、およそ200名ほどのキャパシティだったと思います。オフィスビルのフロアのため部屋の広さに比べて少々天井が低く感じられ正面のプロジェクタのスクリーンが見づらい感じがしましたが、会場中ほどの左右に補助のディスプレイも設置されていて、まあ会場としては及第点でしょう。なかなか本格的な企業セミナーの趣でした。参加者の入りは7〜8割方といったように見えました。

今回のセミナーは2部構成で、1部目がPASSJのセミナーとしてはめずらしく(?)ハードウェアのお勉強を目的としたインテルさんの「ハイパー・スレッディング・テクノロジとSQL Server」です。

実は、今回の私の参加の主な目的はこのインテルさんのセミナーだったのです。Pentium4プロセッサとXeonプロセッサにハイパー・スレッディング・テクノロジという技術が搭載されるのは以前から聞きかじっていました。でも「じゃあそれはどんな技術なの?」と聞かれると答えられない自分があったわけです。で、今回のセミナーに参加した結果どうなったかというと、今はバッチグーな自分があります。
では解説いたしましょう。ハイパー・スレッディング・テクノロジとは、物理的には1つのCPUをソフトウェアからは2つのCPUに見せる技術なのだそうです。つまりCPU1個でもOSからはCPU2個のSMP構成のマシンに見えるわけですね。また、インテルさんによれば「2倍の性能を求める技術ではなく、2つの仕事を同時に実行することによりCPU内部の各ユニットの利用効率を向上させ、最大限の能力を引き出すための技術」であるということです。

また、Pentium4とXeonの違い、SQL ServerをXeon搭載サーバーで実行し、ハイパー・スレッディング・テクノロジの有る場合、無い場合のデモなど興味深いデモも行われました。今後のIAサーバーの主力プロセッサとなるXeon/Pentium4への理解が深まり、SQLサーバーの管理者のみならずIAサーバーの管理者としても大変勉強になったセミナーだったともいます。
個人的には家にはXeonマシンは導入できないので、今年の12月にも登場すると説明されたPentium4へのハイパー・スレッディング・テクノロジの搭載が待ち遠しいところです。


つづいて2部目の(株)ANTの熊澤さんによる「SQL Server 2000 パフォーマンスチューニング」です。

こちらのセミナーですが、実はあまり期待をしていなかったんですね。なぜかって言うとSQL Serverについては大体わかっているつもりの自分にしてみれば、「いまさら何か新しい情報はないだろう」と思っていたからなんです。

実際に参加しての感想はどうかというと、確かに新しい情報はありませんでした。しかし、講義の内容は長年SQL Serverの教育に携わってきた熊澤さんならではの「さすがにポイント押さえた」もので大変参考になるものでした。チューニング時に注目すべきポイント、チューニング項目の優先順位など、SQL Serverのチューニングのセオリーを細かく列挙して解説した内容は、まさに教科書といっても良い内容の濃いものです。私も社内では後輩に指導を行う立場であるのですが、熊澤さんの講義には「これはパクれる」と内心ニヤリとする部分が随所にありました。このセミナーは、特に初級者やSQL Serverになじみの薄いエンジニアにとって本当に有益な内容だったのではないかと思います。
また、熊澤さんの講義は演壇にじっとしているのではなく、時には前へ出て話すメリハリのあるもので、自分も「まさに講義を受けている」と言った感じを久しぶりに覚えるもので、充実感を持つことが出来ました。


ざっとですが今回のセミナーの私の感想は以上のようなものです。拙い内容ですが、少しでもセミナーの雰囲気をお伝え出来たなら光栄です。

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