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< PASSJ 会員による製品評価レポート >
   日揮情報ソフトウェア LiteSpeed for SQL Server


LiteSpeed for SQL Server モニターレポート
実施期間:2005年6月

レポーター: 山下 信広

 

LiteSpeed for SQL Server プレゼント募集に当選し、モニタとして入手したツールを用いて、動作テストを行ってみましたので、使用感などをレポートします。バージョンは LiteSpeed for SQL Server 3.2 Professional 版です。

1. LiteSpeed for SQL Server について

LiteSpeed for SQL Serverとは、SQL Server用のバックアップツールで、以下のような特徴があります。
    (1) SQL Serverバックアップに比べ、処理速度が速い
    (2) 圧縮してバックアップするので、バックアップ媒体の容量が少なくなる
    (3) バックアップファイルの暗号化ができる

2. インストール

パッケージを開けたとき、何枚かの紙が同梱されていましたが、インストールに関連しそうなものは
1枚しかなく、こんなのでインストールできるのかと不安になりましたが、CD-ROM の中にインストレーションガイドが入っていました (今どきこんなのは当たり前ですね)。

インストールは、添付のインストレーションガイドを参照すれば、簡単に行えます。
デモ版と製品版の選択ができますが、製品版としてインストールするためには、レジストリキーが必要となります。
レジストリキーを入手するには、アクティベーションキーを日揮情報ソフトウェアへ送付します。
アクティベーションキーは、製品版としてインストールする時に取得か、デモ版としてインストール後、登録ユーティリティより取得するかのいずれかとなります。
実際は、アクティベーションキーは先に取得しておく必要があるので、後者の方法を取らざるを得ないのではないかと思います。

レジストリキーは 1週間以内に発行されるとのことでしたが、今回は 1時間以内で発行していただきました。

3. 動作検証

バックアップ・レストアはアシスタント、コマンドライン、スクリプトから実行可能です。
今回は、アシスタントを利用して動作検証を行いました。
アシスタントは管理コンソールより操作可能で、操作性についてはエンタープライズマネージャとほぼ同じです。

管理コンソールをクライアント PC にインストールすることで、クライアント PC からも操作することができます。管理コンソールには、バックアップ・レストアアシスタントの他、テーブルやインデックスのサイズ表示などの、ちょっとした便利機能が備わっています。

動作検証は、開発用データベースサーバにデモ版でインストールし、実施しました。
データベースファイルのみフルバックアップ実施した結果は、以下のとおりです。

    サーバースペック: CPU Pentium 3 733Mhz, Memory 512MB
    OS: Windows2000 Server SP4
    DBMS: MSDE2000 SP3a
    バックアップ対象: 顧客マスタ
    データファイル容量: 1230MB (ほぼ 100% 使用)
    バックアップはデータベースと同じハードディスクに出力

バックアップ方法 処理時間 ファイルサイズ CPU使用率
SQL Server
12分48秒
1230MB
10%以下
LiteSpeed (標準)
3分2秒
273MB
20%前後
LiteSpeed (暗号化)
3分8秒
273MB
40%前後

SQL Server バックアップに比べ処理時間で 75%、ファイル容量で 78%減 となり、ほぼカタログ値どおりの結果が得られました。
暗号化を行っても、処理時間はほとんど変わりませんでした。

但し、上記の結果からもわかるように、LiteSpeed では CPU 使用率が上がるので、常に CPU 負荷の高いサーバーで適用する場合には、注意が必要になります (今回は、開発用ということもあり、さほど CPU 負荷は高くありません)。

4. 本番機への適用

開発機での動作検証後、本番機へインストールしました (開発機での動作検証から、だいぶ時間が経ってしまいましたが)
このサーバーでは既に保守計画にてバックアップを行っており、バックアップファイルは 1週間で削除するよう設定されておりました。
この設定をそのまま利用できないか調べたところ、LiteSpeed for SQL Server にメンテナンス プラン コンバージョン アシスタントという変換ツールが用意されていることがわかりました。
このツールを使用することで、バックアップ部分をLiteSpeed for SQL Server でのバックアップに変更した保守計画が実行できるようになります。

5. 最後に

LiteSpeed for SQL Server は、全体的に非常に良くできていると思いますが、1つ気になったのが、暗号化バックアップを行う際、パスワードを入力するのですが、そのパスワードがバックアップスクリプトの中に平文で書かれていることです。
バックアップスクリプトは、ジョブのプロパティを開けば見ることができます。
バックアップファイルは暗号化されていても、パスワードが簡単に見れてしまっては意味がないと思うので、今後改善していただければと思います。

今後、個人情報保護との関連で、データベース本体のみでなく、バックアップ媒体の保護の必要性もクローズアップされてくるかと思います。
その際に、バックアップツールとしてLiteSpeed for SQL Serverを検討してみる価値はあるかと思います。


 
 

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