クエリアナライザのクエリ入力画面(クエリウィンドウ)に3つのクエリを書くと、結果表示画面(結果ペイン)に検索結果が3つ縦に並んで表示されます。この機能は、テスト作業で多くの情報を一度に確認するときに便利です。
たとえば、販売システム開発などで、お客さんの住所と販売履歴と発送先を調べるとしましょう。
SELECT * FROM 顧客 WHERE 顧客コード='01' SELECT * FROM 販売履歴 WHERE 顧客コード='01' SELECT * FROM 発送先 WHERE 顧客コード='01'
このように書いて実行すれば、3つのSQLのクエリ結果が一度に出るので、お客さんの情報を一度に見ることができます。
さらにTransact-SQL(OracleでいうPL/SQL)の変数も使えるので、次の例のように変数に代入することもできます。
DECLARE @CustomerCode nvarchar(10); set @CustomerCode='01'; --別のお客さんを見たいときはここを変更 SELECT * FROM 顧客 WHERE 顧客コード=@CustomerCode SELECT * FROM 販売履歴 WHERE 顧客コード=@CustomerCode SELECT * FROM 発送先 WHERE 顧客コード=@CustomerCode
ソフトを動かしながら一方でクエリアナライザを開き、このようなSQLでDBの値を確認していけるので、開発効率がダンゼン違ってきます!
クエリアナライザの画面左「オブジェクトブラウザ」でテーブルの画像を右クリックすると、テーブルに関係するSELECT、INSERT、UPDATE、DELETE文に加えて、CREATE文とDROP文のテンプレートを自動で作成できます。Oracleでは他社製ツールでよく見る機能ですが、クエリアナライザには標準で付いてきます。
クエリアナライザでクエリを書いて「推定実行プラン表示」ボタンを押せば、すぐにSQLの実行プランが画像で表示されます。たとえば、顧客表を見るのにAインデックスを使って作業時間として作業コストの40%、表結合方式はネステッドループジョインで作業コストの15%、最後にOrderBy句でソート作業が入り作業コストの20%を使う、といった情報が瞬時にわかるようになっています。さらに実行プランの各項目にカーソルを合わせると、見積I/Oコスト、見積CPUコストなど、コストの内訳が表示されます。SQL Serverの開発者は、この情報を元にSQLをチューニングすればよいわけです。
クエリアナライザを操作中にSQLの文法がわからなくなったら[F1]キーを押せば、SQL Serverのヘルプファイルである[SQL Server Books Online]が開きます。ここにはSQLのリファレンスもあるので、文法書を手元に置く必要はありません。