トップページへ PASSJ ブログへ
トップページへ
分科会
特集!
コミュニケーション
資格
セミナー・コンファレンス
インフォメーション
Oracleキーワードから学ぶ、逆引き! SQL Server入門
文=株式会社CSK 教育サービス事業部
第1回
基本用語編
スペシャルキーワード:データベースオブジェクト
このコーナーでは、毎回Oracleの重要なキーワードをピックアップして、それぞれに対応するSQL Serverの用語や機能を解説していきます。Oracleを基準とした逆引き形式なので、これまでにマスターしたOracleの知識を最大限に生かしながら、スムーズにSQL Serverを習得できます!
特に重要な“スペシャルキーワード”は、さらに詳しく別ページを設けて解説しています。
◎基本用語編◎
第1回目のテーマは、Oracle Serverでよく耳にする基本的な用語を取り上げま す。Oracle Serverの定番キーワードは、SQL Serverでも同じ呼び方をするのか?そもそもSQL Serverには存在するのか?といったことを知っているかどうかで、理解のしかたが大きく変わってくると思います。

データベースオブジェクト


Oracle Serverにおけるオブジェクトとしては、表、ビュー、索引、シノニム、順序などが挙げられます。そのうちSQL Serverでは、シノニムと順序は実装していません。ただし、順序については列のIDENTITYプロパティにて実装します。あえてシノニムのような使い方をするのであれば、ビューまたはファンクションを利用して実装することができます。別ユーザーの所有する表を検索するビューを作成するか、表の検索結果を戻すファンクションを作成し、SELECT文 のFROM句にファンクションを指定することで、シノニムのような使い方をする ことができます。

☆さらに詳細はこちら→


データディクショナリ


「このDBにはどのような表が存在するのか」など、Oracleデータベース内の情報を知りたいときには、データディクショナリで検索します。SQL Serverで、そのようなシステム情報(メタデータ)を取得する場合には、次の3つの方法があります。
(1)システム ストアドプロシージャ
   主に接頭語sp_で始まる、あらかじめ作成されているSQL文の集合。
(2)システム関数およびメタデータ関数
   ユーザー名や列の長さなどを返す、システム定義の関数。
(3)情報スキーマ ビュー
   ANSI準拠の特別なビューで、表一覧などのシステム情報を検索できる。

スキーマ


Oracleでいうスキーマとは、オブジェクトの集合です。ユーザーの持ち物リス トということもできます。SQL Serverでスキーマに相当するのは所有者です。Oracleと違うのは、システム提供のプロシージャを使用して、オブジェクトの 所有者を変更することができる点です。また、SQL Serverのスキーマは表・ ビュー・権限の定義を含むオブジェクトのことです。同じ言葉でも意味が違い ますので、注意しましょう。

ROWID


Oracle Serverでは行の一意識別子としてROWIDがあります。索引を使った検索時に利用される、行の論理的なアドレスです。ROWIDは、オブジェクト番号、相対ファイル番号、ブロック番号、行番号の4種の情報で構成されます。SQL Serverでも、行識別子(RIDとも言います)がROWIDに相当します。SQL Serverにはクラスタ化インデックス、非クラスタ化インデックスという2種のインデックスがありますが、非クラスタ化インデックスを作成し、ヒープ(クラスタ化インデックスを作成していないテーブルのデータ)を参照する時にだけ行識別子がインデックスのリーフ行の中に作成されます。行識別子は、ファイル識別子、ページ番号、行番号で構成されます。

NLS(National Language Support:各国語サポート)


OracleではNLSという仕組みによって、ユーザーが母国語でデータベースと対話できます。SQL Serverでは、データを格納・検索する際の言語関連の決まり事として、インストール時に「照合順序」と呼ばれる設定をします。照合順序とは、言語毎の個々の文字を表すビットパターンや、文字を並べ替え、比較するときの規則セットです。たとえば「あ」を格納して検索時に「あ」と読むために、日本語コードページを使うといった指定をします。照合順序の変更はデータベース単位、テーブルの列単位に可能です。またクライアントに返るエラーメッセージはログイン(接続ユーザー/グループ)の「既定の言語」設定により、何語で表示するかを変えることができます。

OO4O(Oracle Objects For OLE)


OO4Oは、WindowsのActiveXテクノロジをサポートするプログラミング言語から、Oracle データベース内のデータにアクセスできるように設計されたOracle製品(ミドルウェア)です。SQL Serverの場合も、フロントエンドとなるVisual Basic、Visual C++などの開発ツールからミドルウェアを使用してデータベースアクセスしますが、OO4OはOracle専用ですので使用できません。SQL Serverへのアクセスに使用される主なミドルウェアはADO(.NETではADO.NET)とOLE DBです。OLE DBは異なるデータソースに共通の手順でアクセスするためのインターフェイスなので、SQL Serverのみならず、OracleやAccessなどに接続する際にも使用できます。




・ 第1回 基本用語編:データベースオブジェクト
・ 第2回 ユーティリティ編:SQL*Plus
・ 第3回 アーキテクチャ編(1):インスタンスとデータベース
・ 第4回 アーキテクチャ編(2):セグメント/エクステント/データブロック
・ 第5回 アーキテクチャ編(3):索引
・ 第6回 プログラミング編:カーソル
・ 第7回 トランザクション/ロック編:読み取り一貫性
・ 第8回 バックアップとリカバリ編:スタンバイ・データベース
・ 第9回 ユーザー管理編:ロール
・ 第10回 パフォーマンスチューニング編:EXPLAIN PLAN(実行プランの表示)



← 特集!DBバイリンガル 目次

PASSJメールニュース 著作権ついて プライバシーポリシー リンクポリシー お問い合わせ
(C) 2005 Professional Association for SQL Server Japan. All rights reserved.