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Oracleキーワードから学ぶ、逆引き! SQL Server入門
文=株式会社CSK 教育サービス事業部
第2回
ユーティリティ編 スペシャルキーワード
SQL*Plus
ステートメントの編集や実行のためのツールとして、OracleではSQL*Plusを使用しますが、SQL Serverでは「SQL クエリ アナライザ」を使用します。クエリ アナライザはGUIなので感覚的に使用することができます。「ここをクリックすれば、テーブルのデータを見ることができるかな?」と思ってクリックすると本当にデータが表示されている、というように、予想を裏切らない動きをしてくれるのです。では、その主な機能をご紹介していきましょう。

SQL クエリ アナライザ




(1)-1 オブジェクト ブラウザ - オブジェクト タブ

オブジェクト タブではデータベース内のオブジェクト名や列名、インデックス情報などを見ることができます。また、テーブル名を右クリックし、[開く]をクリックするとテーブルのデータを表示することができます((8)テーブルを開くウィンドウ)。


(1)-2 オブジェクト ブラウザ - テンプレート タブ

テンプレート タブでCREATE TABLEやCREATE DATABASEのテンプレートが利用できます。必要な箇所を書き換えるだけで、マニュアルやヘルプを見なくても簡単にオブジェクトやデータベースの作成ができます。


(2) クエリ ウィンドウ

ステートメントの編集や、実行した結果の表示をします。「エディタ ペイン(4)」でステートメントを入力すると、結果が「結果ペイン(5)」に表示されます。ステートメントを実行するには、クエリ実行ボタン(クエリ実行ボタン)または[F5]、または[Ctrl]+[E]を押します。


(3) ドラッグ&ドロップ

(3)のエディタ ペインで使用するオブジェクト名や列名などをドラッグ&ドロップで指定できます。手入力では面倒ですし、ミスも招きやすいのですが、これなら楽で、かつ間違えないですね。オラクルユーザーが「これは便利!」と最初に思う部分かもしれません。


(4) エディタ ペイン

入力したステートメントは自動的に色分けされます。コマンドの入力ミスをするとすぐにわかるので、大変使い勝手が良いです。また、ウィンドウ上のすべてのスクリプトを実行するだけでなく、スクリプトの部分実行もできます。実行する部分を選択して、実行ボタンを押すだけです。


(5) 結果ペイン

結果の表示形式を選べます。Excelシートのような「グリッド表示」または「テキスト表示」です。メニューバーのクエリから選択できます。テキスト表示を選んだ場合は「〜件処理されました」と表示されるメッセージタブが結果と別々になりません。検証資料などを作る場合に役立ちますね。


(6) ステートメントの保存

エディタ ペインのSQLステートメントをスクリプトファイルとして保存することができます。スクリプトファイルを使用して、ステートメントを再利用できます。


(7) 結果セットの保存

結果ペインの表示結果もファイルに保存できます。CSVファイルやテキストファイル
保存して、ほかのアプリケーションからも利用することができます。(6)や(7)を実行するときは、カーソルを各ペインに置くことに注意しましょう。


(8) テーブルを開くウィンドウ

テーブルの全データを簡単に見ることができます。また、ここから行の追加、更新、削除も行えます。



(9) 複数接続

1つのクエリ アナライザで複数のウィンドウを開き、複数のデータベースへの接続ができます。


(10) グラフィカル実行プラン(図の中には含まれていません)

索引が使用されたかどうかなど、内部的な処理がどのように行われたかを確認することができます。これを使ってパフォーマンスの改善を検討することができます。


(11) Books Online

SQL ServerのヘルプであるBooks Onlineをここから起動することができます。わからないキーワードをすぐに確かめることができます。キーワードを選択して[Shift]+[F1]を押すと、該当ページが表示されます。


このように、SQL クエリ アナライザは便利で使いやすいツールです。クエリ アナライザを使って手軽にいろいろな機能を実行してみてください。




・ 第1回 基本用語編:データベースオブジェクト
・ 第2回 ユーティリティ編:SQL*Plus
・ 第3回 アーキテクチャ編(1):インスタンスとデータベース
・ 第4回 アーキテクチャ編(2):セグメント/エクステント/データブロック
・ 第5回 アーキテクチャ編(3):索引
・ 第6回 プログラミング編:カーソル
・ 第7回 トランザクション/ロック編:読み取り一貫性
・ 第8回 バックアップとリカバリ編:スタンバイ・データベース
・ 第9回 ユーザー管理編:ロール
・ 第10回 パフォーマンスチューニング編:EXPLAIN PLAN(実行プランの表示)


著者プロフィール
株式会社CSK 教育サービス事業部 
http://www.cskedu.com/
OracleとSQL Server、それぞれのトレーニングコースを担当するトレーナー3名体制で執筆しています。メンバーは、金子真由美、浦山裕恭、浅見淳子。
今回の執筆担当
浅見淳子(ASAMI, Junko) 
OracleデータベースとSQL Server、両方のインストラクターを担当しています。Oracleユーザー歴の方が長いので、SQL ServerとOracleとの違いに驚かされることがしばしば。ちなみに埼玉出身ですが、お酒はけっこう強い(?)です。

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