一方、SQL Serverでは、スタンバイ・データベースと同様の機能を「ログ配布」で提供しています。「プライマリSQL Server」(プライマリ・データベースに該当)をコピーして「セカンダリSQL Server」(スタンバイ・データベースに該当)を作成します。プライマリに対して行われた操作は、トランザクションログのコピーを使ってセカンダリをリフレッシュします。プライマリサーバーのトランザクションログのコピー、およびセカンダリサーバーへの配布とトランザクションログの適用は、SQL Serverエージェントにより定期的に行われます。
| ■ 図2 ログ配布 |
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SQL Serverで実装しているログ配布は、次の要素で構成されます。
●プライマリサーバー
ログ配布される元のSQL Serverを格納しているメインのサーバーです。
●1つ以上のセカンダリサーバー
プライマリサーバーからトランザクションログを受け取り、SQL Serverに適用します。「ウォームアップスタンバイ」とも呼ばれます。
●監視サーバー
ログ配布の状態を監視します。トランザクションログのバックアップの履歴や、コピーおよび復元処理の履歴、その他各種プロパティを表示します。「ログ配布モニタ」とも呼ばれます。
セカンダリSQL Serverは次のような特徴を持っています。
●WITH STANDBY復元オプション
このオプションが設定されているセカンダリは、読取り専用のデータベースとして起動しています。セカンダリに格納されている表に対してSELECTが実行できます。トランザクションログの適用は可能です。
●WITH NORECOVERY復元オプション
トランザクションログの適用だけを可能としているので、それ以外の操作、たとえばSELECTの実行などは禁止されています。
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